(cache) 全ての過負荷をもって幻想郷へ - 第２話魔理沙との出会い

第一章出会い編

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第２話魔理沙との出会い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　1
『霊夢ちゃん。あの神社がもしかして、霊夢ちゃんの家？』
「そうよ。どうかしたの？」
『いや、なんでもないよ。ただ、その割には全然来てねーよなーって思っただけだぜ！』
軽口を言うように球磨川は言った。ヘラヘラ笑って。霊夢はちょっとイラッときた。神社に人は居ないのは確かだし、信仰活動もしていないためそれを口には出さなかった。
神社には一人来ていた。少し期待した霊夢だったが、次の瞬間ガッカリしていた。球磨川は相変わらずヘラヘラとした様子でそこにいた少女を見る。
『魔女？ねぇねぇ、霊夢ちゃん。ここにくるまで教えてもらったけどもしかしてあの人は魔女なのかい？』
「···魔法使いよ！人間よ一応」
「一応って何だぜ！···でそっちのは誰だぜ？」
球磨川はここに来ながら説明を受けていた。基本的なことは説明し終えた。
球磨川は霊夢に聞くと、少し気落ちしたかのように答えると少女の方がツッコミをしてきた。
「こいつは」
『霊夢ちゃんの元カレで～す』
「「なっ！」」
二人とも驚いて球磨川を見ると笑って言った。
『あはは、今信じた？もちろん嘘だぜ！』
小馬鹿にするかのように少女に言う。しかし、霊夢は球磨川の頭をおもいっきり殴り飛ばした。
『ぐご』
殴り飛ばされて吹き飛んだ。霊夢はと言うと少し、怒っていた表情が見えた。それと同時に恥ずかしさ少し出ていた。
『酷いじゃないか。霊夢ちゃん。危うく死にかけたよ』
「あ、あんたが変なこと言うからよ！」
「というか本当に誰だぜ！?」
『僕は球磨川禊だよ。マイナスの中のマイナスさ』
「私は霧雨　魔理沙(きりさめ　まりさ)だぜ!」
自己紹介が終わった所で魔理沙は球磨川に指を指していった。
「私と弾幕ごっこで勝負だ」
『う～ん。嫌だ』
「よし早速説···はぁ!?なんだぜ!それ!?」
少し悩んだ素振りを見せた。そう見せただけではあるが···。球磨川に魔理沙はノリツッコミをしてきた。
『うーん。あ、そうだ!じゃあ、こうしよう』
そういって、魔理沙と霊夢(一応)に説明した。提案したのはこうだ。
ルール:・スペルカードと能力の制限は無し。
　　　・勝敗は線からでた方の負けもしくは降参した人の負け。
単純な二つのルール。それを聞いた後に魔理沙は球磨川に言った。
「私は良いけど、本当良いのか？」
『勿論さ！君の方こそ良いのかい？』
と言うわけで魔理沙は合意する。霊夢は審判役にさせられてめんどくさそうになっている。
線は大体森一つぐらいの範囲。そこまできめたあとは戦闘にうつろうとしたとき、
「待ちなさい！」

次回、紫が登場します。

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