朝は雨、雨が降るから梅雨なのか、梅雨入りしたから雨なのか、私には判断できない。
電車の便は晴れを基本に設定されているようで、雨になると途端に便が乱れますが、だからと言って雨の日を基本に設定は出来ないだろう。
あれもこれも上手くいかない、もちろん、人生も。
今日は一人移動だったので、秋葉原駅近くのラーメン屋さんは全て訪問しておこうと、麺処AKIBA黒船@秋葉原(千代田区外神田)へ。
元は森住さんがプロデュースしたチェーン店で、最盛期は50店舗ほど展開したころがありましたが、いなばに経営権もろともリニューアルした以外は閉店したと思っていたら、本所吾妻橋、狛江と合わせて三軒が残っているんだ。
盛者必衰は世の習い、衰えたということは栄えていたことがあるということ、という意味かな。
店内に入ると通路左側に券売機があり、食券を買って店員さんに渡すと、調理は一階ですがプラ券を渡されて二階へ。
メニューは醤油、味噌、塩、辛味噌、つけ麺を基本に、一般的なトッピングにご飯、丼物と特別に奇をてらうことなく存在しています。
二階は壁、窓に面したカウンター12席のみ、ランチタイムを外れた時間帯でしたが、先客数人、後客数人とお客さんが途切れることが無かったので写真は撮れず。
卓上にはニンニクチップ、七味唐辛子、白胡麻、酢、沢山のポスターが壁に貼られていますが、製麺所(または自家製麺)の説明は見当たりませんでした。
少し待って醤油650円、一気に時間が巻き戻されるほどの懐古感、俺も随分と長くラーメンを食べているな。
黒船のラーメンの最大の特徴は何といっても焦がし葱、大蒜や生姜とともに風味を生かすように炒めてあるので、巷でたまに見かける油で揚げただけのとは全く違います。
この香りに先にあるのが背脂を柔らかく忍ばせた清湯の豚骨スープ、やや甘めにやや傾いていますが、どっしりとした醤油ダレがスープを飲むレンゲを止めさせません。
丸中太麺は説明が無かったので食べた感じでは丸山製麺、エコ箸では滑りそうなほどのつるんとした麺肌で、それでもスープにしっかりと絡みます。
薄手のチャーシュー、シャキシャキのモヤシ、メンマ、いずれもスープに合わせる前提の薄味、美味しいですねぇ。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
仕事を終えて、開店以来行っていなかった麺屋翔品川店@品達(ホームページ)へ、お客さんは半分くらいの入りで、厳しいのはこの店だけではありません。
店員さんは「品達の工事が終わった周知が足りてない」と言ってましたが、(流行っているときに「立地がいいから」と謙虚になるのはいいけど)客の入りを自分以外に求めるのはどうかな。
ちなみにメニューは、開店当初の「昼は温麺、夜は味噌、通しでつけ麺」ではなく、「昼はつけ麺、夜は味噌、通しで温麺」に変わっています。
自身で決めたメニュー配置ではなく施設からの要望とのことなので、これからも流動的になるんじゃないかな。
機を見て動くのは大切だけど、動き過ぎて足元がおぼつかないように注意してくださいませ。
店内に入ると「ふらわさん、ふらわさん」と五人の店員さん全員から呼ばれましたが、こちらは店員さんの名前を誰一人として知りません。
まあ、名前を呼ばなければならないシーンは無いだろうから困ることは一つもないけど、と考えながら、今夜は品川で一人お疲れ様会♪
ビールを飲み終わったあたりで、カウンター台越しではなく、ぐるりと回って運んできてくださいました辛味噌らーめん890円。
本店では週一販売の味噌が毎晩食べられる品川店、味噌以外に辛味噌が用意されていて、辛味噌は単に豆板醤や辣油を加えただけではなく、味噌が「炒めモヤシ」に対して、辛味噌は「生ニラ」と盛り付けが全く違います。
テーブルに置かれた途端、花椒(ホアジャオ)の香りが辺りに広がり、辛味付けが唐辛子系ではないところに本格的な四川料理屋の片鱗が伺えます(全く関係ありませんが)。
スープの出汁は味わった瞬間には美味しいことしか分かりませんでしたが、何口か味わってみると豚骨ダシ、鶏ガラダシ、隠し味的な牛骨ダシのようですね。
麺は菅野製麺所(味噌は森住製麺)、縮れた中細麺がスープをよく持ち上げてとても美味しくいただけます。
チャーシュー、生ニラ、メンマ、挽肉餡、隠し味玉に舌鼓を打ちつつ、とても美味しく頂きました。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、つけ麺も食べてみないとな。
みんな2ch見てるんですね
コメントありがとうございます。
(笑)もちろん、本名で呼ばれていますよ。