人口6000人、山あいの小さな町・みとず町。
その田舎町では夕方6時になると不協和音の鐘が鳴り響く。
その音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない。
勇人たち、父、母、息子の3人家族の卯月家は父親の転勤によりこの小さな町、みとず町に10年ぶりに帰ってきた。
懐かしの故郷を満喫する勇人だったが、この故郷には新たなルールが加わっていた。
「夕方6時の鐘の音が聞こえたら外に出てはいけない」
このルールを破ると冥奴(メイド)様が迎えに来る。
謎の存在「冥奴様」が町の人たちを襲うパニック系のサスペンス漫画となっている。
(出典:『火葬場のない町で鐘が鳴る時』)
「火葬場のない町で鐘が鳴る時」のここが面白い
故郷と幼馴染
勇人はかつて、みとず町に住んでいて、10年ぶりに故郷に帰ってきた。
みとず町には付き合いのあった友達や幼馴染がいる。
だが、この旧友たちも故郷も勇人の知っていたものから何か変わってしまっている。
勇人はこの変化に戸惑っていくことになる。
彼がいない間にみとず町に何かがあった。
(出典:『火葬場のない町で鐘が鳴る時』)
鐘の音が鳴る時
みとず町では夕方の6時になると鐘の音が鳴り響く。
その音は、錆びた鉄門を引いたような、黒板に爪を立ててひっかいたような、そういった類の嫌悪感を抱く不協和音である。
この音を聞いたら絶対に外にでてはいけない。
みとず町の人間は子供も大人もこのルールを固く守っている。ルールを破れば何が起きても文句は言えない。
(出典:『火葬場のない町で鐘が鳴る時』)
謎の存在・冥奴様
みとず町には「冥奴様」と呼ばれる謎の存在がいる。
この冥奴様を町の人たちは敬い、そして恐る。
冥奴様とは一体何者なのか?どこから来たのか?
勇人たちはこの冥奴様の謎にも挑んでいくことになる。
(出典:『火葬場のない町で鐘が鳴る時』)
終わりに
というわけで、『火葬場のない街で鐘が鳴る時』を紹介した。
鐘の音が鳴り響く町での、冥奴様といった謎の存在が現れるサスペンス漫画。
これらの秘密を主人公たちが解明していく。
ハラハラとする作品を読みたい人にはおすすめの漫画である。
(出典:『火葬場のない町で鐘が鳴る時』)
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