2015年2月8日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にこのほど、「反日愛国青年に道理を説く」と題する書き込みが登場し、ネットユーザーの注目を集めている。
書き込みは、「愛国青年たちは日本の教科書を批判している。日本の教科書は、例え問題を避けたり、薄めたりしているものの、実際は中国の歴史をほとんど歪曲してはおらず、あっても1%にも満たない。一方で、中国は白黒がひっくり返った“歴史政治教科書”が100%を占めていて、全員がこれで学ばなければならない。日本のことを言えるだろうか?」というものだ。
これに対して、ほかのネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「君の勇気に敬服する」
「よく言った。確かにその通りだ」
「理性があり、客観的。友達にシェアしよう」
「特に抗日史はね」
「中国社会は本当にでたらめだ。国の利益を損なうやつが愛国者と呼ばれ、そうしたやつを監督する人が売国奴と呼ばれる」
「馬の耳に念仏…」
「愛国青年たちに道理は必要ないんだよ」
「彼らに道理を説いて、意味があるだろうか?」
「誰かが言ってたな。彼らはむしろそれを望んでるって」
「間違いが少ないからといって、過ちを犯していないことにはならない。教科書を訂正し、侵略を美化すること自体が間違っているのだ。中国は日本を骨の髄まで憎んでいる。子どもたちが相手をののしるのに、『日本人』と言っているのを聞いたことがないのか?」
「そういう一日中、日本の悪口を言っているやつらは、基本的に文化的素養や経済レベルが低い。優れた日本製品の恩恵にあずかれず、長い時間中国政府のプロパガンダを受けてきたからだ。街に出て日本車を襲撃しているやつらの中に、経済的に裕福で良好な教育を受けてきた人がいるか?」(翻訳・編集/北田)