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窃盗容疑で2人逮捕…報道見て出頭

 全国17都府県のコンビニエンスストアの現金自動受払機(ATM)で偽造クレジットカードにより総額約18億6000万円が不正に引き出された事件で、神奈川県警国際捜査課などは11日、いずれも引き出し役(出し子)とみられる同県藤沢市円行2、通信機器販売会社社長、辻村賢司(29)と横浜市戸塚区上柏尾町、無職、佐久間宇宏(30)の両容疑者を窃盗容疑で逮捕した。

     逮捕容疑は5月15日午前5時50分〜同7時ごろ、偽造カードを使い、辻村容疑者は同県大和市のコンビニで現金計190万円を、佐久間容疑者は横浜市戸塚区のコンビニで現金計50万円を引き出したとしている。2人は容疑を認めているという。

     県警によると、2人は9日深夜、県警厚木署に出頭し「(報道などで)事件の全容を知って怖くなった。反省している」などと説明したという。辻村容疑者は調べに「50万円の報酬で1000万円を引き出した」と供述しているとされ、県警は指示役などについて調べている。

     県警によると神奈川県内では、最多の東京都に次ぐ規模の352店舗4億2827万円の被害が判明している。【村上尊一】

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