米、韓国CJを調査=味の素のアミノ酸特許侵害
2016年6月10日(金)5時58分配信 時事通信
【ワシントン時事】米国際貿易委員会(ITC)は9日、味の素のアミノ酸製品の特許を侵害している可能性があるとして、韓国食品大手のCJ第一製糖を調査すると発表した。味の素の訴えを受け、1930年関税法337条(不当輸入禁止)に基づき同日、調査開始を決めた。
調査はCJと米国法人、インドネシア法人が対象。味の素は、CJ側がアミノ酸「Lトリプトファン」を使った栄養補助食品、飼料の製造で特許を侵害し、不当に米国で販売していると訴え、米政府に輸入禁止などの是正措置発動を求めた。
調査はCJと米国法人、インドネシア法人が対象。味の素は、CJ側がアミノ酸「Lトリプトファン」を使った栄養補助食品、飼料の製造で特許を侵害し、不当に米国で販売していると訴え、米政府に輸入禁止などの是正措置発動を求めた。