生長の家総裁・谷口雅宣先生が、先生のブログ『唐松模様』で最近、次の様にお書きいただいております。いずれも深く感銘いたしました。ありがとうございます。 また、宗教法人「生長の家」の公式サイトには、「今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針」として、「与党とその候補者を支持しない」が発表されています。 『来る7月の参議院選挙を目前に控え、当教団は、安倍晋三首相の政治姿勢に対して明確な「反対」の意思を表明するために、「与党とその候補者を支持しない」ことを6月8日、本部の方針として決定し、全国の会員・信徒に周知することにしました。その理由は、安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです。』 非常に明解ですね。 この後、戦後から今日までの「生長の家」の様々な取り組みの経緯と内容を紹介した後、次の様に結んでいます。 『当教団は、生政連の活動停止以来、選挙を組織的に行うなどの政治活動を一切行ってきませんでした。しかし、政治に触れる問題に関して何も主張してこなかったのではなく、谷口雅宣現総裁は、ブログや月刊誌を通して“脱原発”や“自然エネルギー立国”を訴え、また日米の外交政策を分析して、それに異を唱えたり、注文をつけたりしてきました。また、昨年は憲法を軽視する安保法案に反対する立場を明確に表明されました。 私たちは今回、わが国の総理大臣が、本教団の元信者の誤った政治理念と時代認識に強く影響されていることを知り、彼らを説得できなかった責任を感じるとともに、日本を再び間違った道へ進ませないために、安倍政権の政治姿勢に対して明確に「反対」の意思を表明します。この目的のため、本教団は今夏の参院選においては「与党とその候補者を支持しない」との決定を行い、ここに会員・信徒への指針として周知を訴えるものです。合掌。』 来る7月10日の参議院選挙では、戦前のような軍国主義復活の阻止のため、全国民が“野党統一候補”に投票いたしましょう! 戦前の日本が間違った方向に進んでいたことは、生長の家創始者・谷口雅春先生に天降った以下の神示にも明らかです。
以下、『御守護 神示集』(日本教文社刊)より。
◎終戦後の神示(昭和二十年十一月二十七日未明神示)『われは七つの燈台に燈を点ずる者である。われは白髪の老翁である。白髪とは久遠永劫よりつづく無量寿の象徴である。われは彦火火出見尊が魚釣らす鈎を失い給いて憂い泣きたまう海辺に来りて、尊を龍宮海に導きたる塩権神である。塩権神とは水火土之神の謂である。霊は水火土と顕れ、一切のものは水火土から生れたのである。われは霊の海、創造の神である。水即ち『おしめり』と火即ち『ぬくもり』と『土』の働きとがあって萬物は生ずるのである。黙示録には『われはアルファなり、オメガなり、生と死との鍵を持てり』と録されているのがそれである。われを単に海の神だと思うな。龍宮海の神の如くあらわれているのはウミ(生み)の象徴であり、龍宮無限供給の神のシンボルである。われは一切の創造の神であるから無にして無尽蔵である。 日本の国が貧しくなったとて歎くことはない。日本の国は不幸にして我れを容れなかったのである。キリストの教会を閉鎖せしめ、そのほか色々の圧迫を加えた。『生命の実相』も不当に用紙を配給せぬようにして其の出版を閉鎖したのである。われは愛の神であるから神罰を当てたのではない。真理に目を鎖ぢ、『我』を突き貫してついに自壊するときが来たのである。 日本の国民よ、歎くな。迷いの自壊の後には必ず住みよしの世界が来るのである。われを戦いの神と思うな。われは平和進駐の神である。住吉とは平和の理想境と言うことである。わが行くところに平和は来り、わが行くところに龍宮無限の供給は来るのである。キリストはわれの別名であるから、キリストを押し込めたのが可かぬのである。陸前の塩釜神社でも香取鹿島の神を正面にして、塩釜の神を傍に押し込めてある。軍国主義の神を正座に置いて、平和の神を別座に一段下におとしてあるのが今までの日本の姿であったのである。このような状態では日本が負けたのも仕方がない。折角今此処にある無限の供給を閉じ込めて置いて、増産を高唱してもそれは空念仏である。 まだ日本の真の姿はあらわれていない。今は伊邪那岐神の禊祓のときである。伊邪那岐神は、日本の神、日本の象徴である。これから八十禍津日神、大禍津日神など色々の禍が出て来るが、それは、日本が『耨き』心になっていたときの汚れが落ちる働きであるから憂うることはない。この禊祓によって日本国の業が消え、真に浄まった日本国になるのである。心を明るく持ち、すべてを神直日、大直日に見直して、禍を転じて福となさねばならぬ。かくて斉女の神はあらわれ、本当にこの世が斉き清められて、その後に住吉の神があらわれるのである。住吉の神はまだ本当にあらわれていぬ。併しもうあらわれるに間もないのである。住吉の神があらわれたら、伊邪那岐神の左の眼が真に清められて、日本の実相荘厳の姿があらわれるのである。古事記の予言を廃れりと思うな。予言は成就しつつあるのである。ただその予言を間違って解釈する人が多いのである。』(昭和二十年十一月二十七日未明神示) 『『生命の実相』も不当に用紙を配給せぬようにして其の出版を閉鎖したのである。』とあるように、軍国主義は常に「真理」を封鎖しようと画策するのですね。 ◎日本の実相顕現の神示(昭和二十年十二月二十八日未明神示) 『敗戦の原因は多々あれども戦争を始めたから敗けたのである。是は過去現在未来永劫に変わることなき真理である。戦争を始めねば敗戦もない。当り前のことが当り前なのである。真理と言うものは簡単で直截明瞭である。当り前のことがなかなか解らぬ人が多いから此の世界が乱れるのである。神が戦をさせているのではない。迷いと迷いと打合って自壊するのだと教えてある。迷いの軍隊を皇軍だなどと思ったのが間違だったのである。この神の教えは『自給他足・他給自足』と教えてあるのに独逸にならって経済自給圏を確立しようと思ったりしたのが既に相対の心である。心に相対があらわれ、彼我対立する心は既に戦いの心、分裂抗争を予想しての心であるから、戦争準備の心である。世界は一円相であると言うことを知らねばならぬ。世界一環互に手と手を繋ぎ合って、しっかりと和する心になっていたらば戦争もなく敗戦もなく、実相無限の円満調和世界が実現する筈であったのに、当時の日本人は気が狭くて島国根性であり、排他的精神で、我慢自慢独善精神に陥り、それを日本精神だと誤解して、一人よがりで易々加減な気持ちになって、逐に世界を敵として戦うようになったのである。排他の心は、他と自分とを切り分ける心であるから、切る心は切られる心と教えてある通りに自分が切られる事になったのである。切る心は三日月の心であり、利鎌のように気が細く、角だっていて、空にあらわれている時間も少なく、その光も弱く、直に地平線下に沈んでしまう心である。心の通りに日本の国が沈んでしまっても、それは日本人の心みづからの反映であるから、徒らに失望、落胆、放心してしまってはならない。『見よ、われすべてのものを新たにするなり』と教えてある。現象の三日月は沈んでも実相の円満玲瓏一円相の満月は依然として虚空に輝いている。それと同じく、心狭く尖りたる排他的な軍国主義の似非日本の国は沈んでしまっても、実相円満の日章旗のようにまんまるい日本の国は無くなってはいないのである。有るもの、有りしものは永遠に滅びることなく、必ずそれは日本人全体の心が円満になり、実相の波動に日本人全体の心の波動がぴったりと合うようになれば、現象界にもその不滅円相のすがたをあらわすのである。汝等歎くことはない、滅びしものは本来無きもののみが滅びたのである。無きものは滅びるほかはない。軍国日本の如きは本来無き国であるから滅びたのである。神州日本は不滅であり、永遠に滅びることはない。滅びたように見えているのは実相が蔽い隠されているだけである。実相を蔽う心が眼鏡をかけている心である。すべて此の世の中の事物は象徴であるから、その象をよく見ていれば、世界に何が起りつつあるかを知ることが出来るのである。』(昭和二十年十二月二十八日未明神示) このように、宇宙の創造神(生長の家大神)は、当たり前のことですが軍国主義を否定する「平和」の神であって、現在の「生長の家」の運動も、この大神の指導の下に人類光明化運動・国際平和信仰運動が展開されています。 ところが、現自民党安倍政権は、明らかに「平和」と相反する軍国主義復活への道を歩いています。 戦前の日本は、軍部の独走を止めることができず、軍国主義の道を突き進んでしまいました。戦後70年、再びそのような兆しが見える時、これを看過することは出来ません。 今こそ、軍国主義路線をひた走る自民党安倍政権に、明確に「NO!」を突きつけなければいけません。来る7月10日の参議院選挙では、戦前のような軍国主義復活の阻止のため、全国民がこぞって“野党統一候補”に投票いたしましょう! (牧野尚一:H28.06.11) 《おすすめのサイト》
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