犯罪自慢とは一体何なのか考えてみた。
世間的に言えば「犯罪犯す俺かっこいいだろ〜」というものを暗に暗示させるものだろう。
でも待って欲しい。
その手の話を「自慢」ととるのは人それぞれではないだろうか?
媒体の持つエンターテイメント効果
例えば、HIPHOP界隈では、マリファナをトピックとした楽曲が溢れている。その類の曲を聞いて「なんだこの犯罪自慢は!」ととる人もいれば、「クールだな」ととる人もいる。
その違いは「エンターテイメントという大前提を無視するか否か」で決まってくると思う。
HIPHOP聞かない人の為にもっと身近なものに例えれば、
ギャング映画、マフィア映画、それに普通の映画の中にも犯罪が溢れている。だが、「犯罪だー!通報しろー!」と叫ぶものはいない。
それは何故か。「映画」というジャンルがエンターテイメントととして完全に確立されているからだ。
ではブログはどうだろう?
僕は少し前からその手の話をここに書いている。別にホットエントリーを狙ったものでもなければ、収益を狙ったものでもない。ただ「非日常」という名のエンターテイメントを楽しんでもらおうという純粋な気持ちで書いている。
ブログという媒体の体質上、現在進行形の話と捉えれてしまう場合もあるだろう。もちろん、昔とか十数年前とかフィクションとか書いているが読み手はそこはスルーする。
気にするには、「これは真実なのか、作り話なのか。」
でもそういう見方になってしまうのはある程度はしょうがないとも思う。ブログは日記という見方が強く、エンターテイメントとして認識されていない。
でもよく考えて欲しい。レビューブログやアフィ記事などを除けば、ブログなんてものは、赤の他人の日常、即ち読み手の非日常が溢れたエンターテイメントそのものではないのだろうか。
読み手は、自分の中にない価値観やライフスタイルをブログを通して疑似体験している。書き手も読み手に対して楽しんでもらおうとアレコレ工夫しながら書いている。
これってエンターテイメントと言わずになんて言うんだろう。
ただ、ブログに限ったことではないが、書き手と読み手の誤差というのは必ず生まれてくる。
それこそが今回思った、「犯罪自慢とエンターテイメントの境界線」なのではないだろうか。
そんなことを思った。
これを書こうと思ったきっかけ
こんな漫才師が自分の漫才を解説するような無様なことをしているのは、前からブコメ知り(顔見知り的な?)な方から批判を頂いたからだ。
愛のある批判にはちゃんと答えないといけないと思っている。
ただ、批判を受けたから考えが変わるかというと、そういうものでもない。もうそこは割り切るしかない。
はっきり言うが、僕は犯罪自慢をしているわけではない。僕が犯罪自慢をするなら「昨日◯ャブ食ったけど最高だったぜ〜ヒャッハー」とでも言うだろう。
でもそんな事言う日は一生来ない。
僕が提供するのはあくまでも「非日常」という名のエンターテイメントだ。
もちろんレベル的には鼻クソウンコだと思っているが、逆にそれが「真実味」を帯びて今のような結果になっているのだから、これはこれでありだろう。
でも願わくば、「おぉ…まさにアンダーグランド!」てな具合に楽しんでもらえたらと思っている。
今投稿しようと思ったらIDコールされたので追記
山田ぽんた (id:pompomponta)さんの言ってることはわかります。
ですが、僕は迷っていませんよ。「ターゲットを絞って書いてるんですよ」ってソフトに書いたつもりだったんですがね。
それに批判をスルーしろってもの性格上難しい。だてに「はてなファイトクラブ」名乗ってないんで。笑
あと、今回に限って言えば、証拠も被害者も何もない状況で、「通報」「逮捕」と騒ぎ立てる輩がバカにしか見えなかったからああいうふうに書きました。
読者をバカにするのは良くないとおっしゃられましたが、残念ながらバカな読者も存在するっていうのが僕の見解です。
それに自分的には、ウケてくれる人が少しでもいればそれでいい。別にあの記事でみんなの賛同を得ようなんてこれっぽっちも思ってない。
あとぽんさん、そういう形で人の考えをネタにするのは僕的には頂けない。それだけかな。
他は別に気にしてないんでこれで終わりにしましょうね。