この間、川崎で起きたヘイトデモに対し、警察権力を背景に実力阻止をしたことへの批判意見を掲載したところ、小倉秀夫弁護士から意図的に中傷するツイートが流されたことから、以下に見解を示しておきます。
「
小倉秀夫氏のツイッターでの批判にお答えしておきましょう。シットインの濫用事例」
小倉秀夫氏のツイートは、次のように流れていきます。
まずはご覧下さい。
![小倉①](/contents/279/141/814.mime5)
![小倉②](/contents/279/141/815.mime5)
![小倉③](/contents/279/141/816.mime5)
![小倉④](/contents/279/141/817.mime5)
![小倉⑤](/contents/279/141/818.mime5)
![小倉⑥](/contents/279/141/819.mime5)
![小倉⑦](/contents/279/141/820.mime5)
![小倉⑧](/contents/279/141/821.mime5)
![小倉⑨](/contents/279/141/822.mime5)
小倉氏は、私を意図的に煽っている様子がよくわかります。私の見解から、何故、私が朝鮮、韓国の人たちの差別を容認していることが導かれるのかが全く不明です。あからさまに曲解して、これでもかこれでもかとやっている姿しかありません。このような誹謗・中傷はかえって憐れさを感じさせます。
神原元氏もそうですが、小倉氏やその支援者(?)たちは、自分たちに反抗する者は黙らせてやるという姿勢がありありです。
大義名分にしているのが、ヘイトスピーチによって、傷ついている人たちがいるんだ、それを放置するのか、という点です。
小倉氏の極端な選択肢に表れています。改めて掲載しますが、この部分です。
![小倉③](/contents/279/141/816.mime5)
この三択しかないそうです。①か②のヘイトデモを潰す以外は、全て③のヘイトデモを容認し、在日朝鮮人たちに屈辱を強いるということになるというのですが、これだけみても極論です。しかも、それを言うなら、これまでのヘイトデモに対して、身体をはって粉砕してきましたか。それをしてこなかった、なし得なかったのは、③ということになりますが、いかがですか(①、②ともに「潰す」とあります)。
それとも警察に妨害されたからできなかっただけで、阻止するための実力行使をしたんだ、だから違うんだとでも言うのでしょうか。そうなると警察権力も粉砕しなければならなくなりますね。
警察を相手に実力阻止行動に出れば逮捕されるからできませんということになるのだったら、今回の件は、警察が「許可」(黙認)したからということですから、やはり警察権力の手のひらの上であることに変わりはありません。
もともと実力阻止という方法自体の問題が問われているわけです。
いくら差別的な言動であっても整然と行われているデモに対して、実力阻止をすること、しかも警察権力の手のひらの上で実行したことの意味が問われているわけです。
「
ヘイトスピーチデモを「警察と一体となって」阻止することの問題が問われている」
警察権力を肥大化させることが、いずれ自分たちに向かって刃が向けられることになる危惧感は絶えずあります。
もちろん実力阻止をせず、周囲でそのヘイトデモを批判するだけでは、ヘイトデモが貫徹されていた可能性はあります。それは否定しません。
しかし、だから実力阻止ですか。それは、あってはならないことです。
これらヘイトスピーチに対しては、ヘイトスピーチが起きる日本の歪んだ社会構造や政治体制を変えていくなどの粘り強い闘いが必要なことは論を待ちません。
実力で阻止するということは、一種の思想弾圧、取り締まりでしかありませんから、所詮は、力で抑えられるものではありません。ネットの中に蔓延しているヘイト発言をみれば明らかでしょう。
小倉氏や神原氏、その支援者たちは、目先の「成果」ばかりを強調し、自分たちの行動を正当化するのですが、かかる実力行使が、他の国民からみれば単なる衝突にしか見えないわけです。
このような騒乱状況は、ヘイトデモに対して嫌悪感を抱いている人たちでさえも、かかる騒乱を望んでいない国民を遠ざける役割しか果たしません。
むしろ、ヘイトデモに対するカウンターデモをやっている人たち、
神原氏や小倉氏のような人たちが政権を奪取すれば、自分たちに気に入らないデモは弾圧するんだろうなという恐ろしさばかりを植え付けています。それがまさに「左翼」のイメージとして悪印象を振りまいているだけでしかありません。
世間からは、正義を守ったという評価ではありません。そう思っている人たちは少数であり、はっきりいえば自己満足です。
そのために、本来、社会の歪み、政治の貧困との闘いこそが大事な問題であるにも関わらず、このような騒乱状態を作り出すことによって、国民を問題の核心から遠ざけさせるという反動的な役割しか果たしていないということです。
それは差別社会を固定化させることにほかなりません。
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