日本初の野球の国際試合から120年 横浜で記念試合

日本初の野球の国際試合から120年 横浜で記念試合
日本で初めて野球の国際試合が行われたとされる横浜市で11日、120年ぶりに記念の国際試合が行われました。
横浜市では明治29年に現在の東京大学の学生と、アメリカ人を中心とした地元のクラブチームが日本で初めて、野球の国際試合を行ったという記録が残されていて、日本チームが勝利したことをきっかけに、野球が日本で広まったと言われています。

11日は試合が行われてから、ことしで120年となるのを記念し、横浜市中区のグラウンドで、東京大学野球部のOBと、当時から残っているクラブチームの試合が行われました。

選手たちは鋭い打球を飛ばしたり、守備でファインプレーを見せたりして、観客からは大きな歓声が上がっていました。

試合は6対5で、120年前と同じく、東京大学のチームが勝ちました。

クラブチームのメンバーでアメリカ人のベーカー・ビルさんは「歴史的な試合でプレーできて感激しています。さまざまな交流を通じて、日本とのいい関係を、これからも続けていきたいです」と話していました。