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平和への思い「これがオバマさんの4羽」

原爆資料館で公開が始まったオバマ米大統領が自作した折り鶴とメッセージ=広島市中区で2016年6月9日午前8時22分、山田尚弘撮影

原爆資料館、一般公開始まり、多くの人が訪れる

 先月27日に広島を訪れたオバマ米大統領が自分で折った折り鶴4羽と芳名録に残したメッセージの一般公開が9日、広島市中区の原爆資料館で始まり、一目見ようと朝から多くの人が訪れた。公開は8月31日まで。

 オバマ氏は資料館を訪れた際、出迎えた小中学生2人に1羽ずつ折り鶴を手渡し、「少し手伝ってもらったけれど、私が作りました」と話したという。さらに「核兵器のない世界」への思いを芳名録に記し、別の2羽を置いて見学を終えた。

 館内では、紫外線を防ぐガラスケースの中に、ピンクや赤、青地の和紙で折られた鶴4羽とメッセージ、広島訪問時の写真が説明文と共に展示された。来館者はガラスケースをのぞき込み、写真を撮っていた。

 三重県から旅行で来たパート従業員、内田あつみさん(59)は「平和に対する思いの強さを感じた。オバマさんの鶴がきっかけで、多くの人が平和に関心を持てばいいと思う」と話した。【竹内麻子】

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