記事の目的
仕事や企画などを進めるうえでよく問題になるのは、「どのように進めるべきか」を考えること。その場合、思考のツールとなるフレームワークを利用しながら、全体像と細部を詰めていくことも方法の1つである。そこで今すぐ使える実践的なフレームワークを5つ紹介したい。
ワークシート付きなので印刷して書き込むことはもちろん、必要に応じて自分で追記していったり、PCやスマートフォンなどのでデバイスで編集したりすることもできる。新社会人に限らずベテランや学生の方なども利用できるのでぜひ活用していただきたい。
スポンサーリンク
1. 3C分析
現在の状況や環境、起きている変化などを分析するための思考ツール。3つの要素、「顧客(市場)…Customer」「競合(他社)…Competitor」「自分(自社)…Company」からそれぞれを比較して、自分(自社)の課題や成功要因を発見していく。
※記入例
2. SWOT分析
上記の3C分析と同様に、現状や環境を分析することで課題や成功要因を発見していくための思考ツール。4つの視点である「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」を通して分析していく。
※記入例
3. マインドマップ
思考を整理し、発想を豊かにしていくための思考ツール。アイデアを深めたいテーマを中央におき、そこから関連するイメージやキーワードを繋げて広げていく。思考を目に見える形にしていくので記憶の定着にもつながりやすい。
※記入例
スポンサーリンク
4. 4C
マーケティングで良く使われる、企画やサービスなどを開発・提案するための思考ツール。「顧客への価値」「顧客にとってのコスト」「顧客にとっての利便性」「顧客とのコミュニケーション」という4つの視点から企画提案や問題解決をしていく。3C分析とは異なるので注意。
5. RACI
企画やプロジェクトを進める時の役割分担を明確化するための思考ツール。4種類の担当者をプロジェクト内のタスクに割り当てることで、認識のすり合わせの不十分を防ぐ。4種類の担当者とは「実行責任者」「説明責任者」「協業先」「報告先」である。
※記入例
スポンサーリンク