本島中部の女性が遺体で見つかった事件で、県警は9日午後、死体遺棄容疑で逮捕していた元米海兵隊員で米軍属のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)容疑者(32)を、殺人と強姦(ごうかん)致死の容疑で再逮捕した。県警特別捜査本部(本部長・渡真利健良刑事部長)は同日午後3時半からうるま署で会見を開き、再逮捕について説明する。
ケネス容疑者の逮捕容疑は、4月28日にうるま市内をウオーキング中の女性に対し乱暴しようと考え、殺意を持って棒で殴り、草むらに連れ込んで首を絞め刃物で胴体を刺すなどして殺害した疑い。
ケネス容疑者は死体遺棄容疑で逮捕された後の5月20日から、事件についての供述を拒否している。
【琉球新報電子版】