朝咲いて夕方しぼむ花 へメロカリスが見頃

朝咲いて夕方しぼむ花 へメロカリスが見頃
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埼玉県秩父地方の公園で、花が1日しか持たない「ヘメロカリス」が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。
ギリシャ語で「1日の美」を意味する「へメロカリス」は、朝咲いた花が夕方にはしぼんでしまうユリ科の多年草です。

秩父市と小鹿野町にまたがる丘陵地の公園の一角には、およそ2万2000株のヘメロカリスが植えられ、この時期、次々と花が咲いて見頃を迎えています。

背丈が30センチほどに育ったヘメロカリスは茎の先に、直径6センチほどの鮮やかな黄色の花をつけていて、訪れた人たちは、遊歩道を散策しながら、咲いたばかりの花が連なる美しい景色を楽しんでいました。

公園を訪れた男性は、「豊かな自然の中で咲くヘメロカリスがすばらしい。散策しているだけで気持ちが癒やされます」と話していました。

ヘメロカリスの花は来週いっぱい楽しめるということです。