熊本城の”崩れそうな櫓” 来週にも工事へ
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熊本城にある建物で、下の石垣が地震で大きく崩れ、残った石でかろうじて支えられている「飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)」の倒壊を防ぐ工事が、早ければ来週にも始まる見通しになりました。
「飯田丸五階櫓」は、熊本城の本丸の南西に平成17年に復元されましたが、下の石垣が地震で大きく崩れ、崩れなかった石垣の角の石だけでかろうじて支えられています。
熊本市は今月7日から、崩れた石の撤去など城の復旧に向けた準備を本格的に始めていて、「飯田丸五階櫓」についても余震などで倒壊する危険性が極めて高いとして、早ければ来週にも倒壊を防ぐ工事を始めることにしました。熊本市によりますと、工事は建物の下に鉄骨を差し込んで一時的に支えたあと、足場を組んで安定させるということで、この作業が終わりしだい、建物の損傷を調べ、修復するか取り壊すか決めるということです。
地震で壊れた熊本城の建物で、工事が行われるのはこれが初めてで、熊本市はほかの建物についても被害状況を早めに調べ、必要な工事に取りかかることにしています。
熊本市は今月7日から、崩れた石の撤去など城の復旧に向けた準備を本格的に始めていて、「飯田丸五階櫓」についても余震などで倒壊する危険性が極めて高いとして、早ければ来週にも倒壊を防ぐ工事を始めることにしました。熊本市によりますと、工事は建物の下に鉄骨を差し込んで一時的に支えたあと、足場を組んで安定させるということで、この作業が終わりしだい、建物の損傷を調べ、修復するか取り壊すか決めるということです。
地震で壊れた熊本城の建物で、工事が行われるのはこれが初めてで、熊本市はほかの建物についても被害状況を早めに調べ、必要な工事に取りかかることにしています。