【広島】黒田、今季5勝目!日米通算200勝にあと「2」
2016年6月10日22時56分 スポーツ報知
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天0―6広島(10日・コボスタ宮城)
広島・黒田博樹投手が4月30日の中日戦(マツダ)以来の今季5勝目をあげた。
初回、先頭打者の岡島を四球で歩かせたが、後続を3連続三振。2回以降も毎回安打を打たれるなど今季ワーストタイの9安打を許したが、要所を締めて8回無失点に抑えた。
2回には2死から四球と安打で一、三塁のピンチを背負ったが、18歳のオコエを一邪飛に仕留めた。5回も2死からの連打で一、二塁とされたが、4番の枡田をフォークで平凡な中飛。6回1死一、二塁では松井稼を二ゴロ併殺に切って取った。
「序盤に得点してもらって、ヒットはOKというところで、リズムだけはしっかり作って投げました。石原が粘り強くリードしてくれた」と振り返った。3回までに5得点と援護してくれた打線にも「味方が点取ってくれたので、ピンチを感じず集中して投げられた」と感謝。緒方監督も「持ち味の粘りの投球をしてくれた。8回まで投げきってくれて、中継ぎが少ししんどいところで良く投げてくれた」とたたえた。
日米通算200勝にあと2勝。レジェンド右腕は「1試合1試合、また次ですね」と強調。偉業達成の瞬間が刻一刻と迫ってきた。