2016年6月10日14時06分
沖縄県うるま市の女性(20)が殺害された事件で、殺人などの容疑で再逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)が「両刃のサバイバルナイフで刺した」と供述していたことが、捜査関係者への取材でわかった。首や背中を刺したといい、県警は強い殺意を持って女性を襲ったとみている。
県警は、恩納村の遺棄現場周辺などを捜索したが、ナイフは見つかっていない。
シンザト容疑者は4月28日夜、うるま市内の路上をウォーキングしていた女性を強姦(ごうかん)しようと、棒で頭を殴り、草むらに連れ込んで刃物で刺すなどして殺害したとして、今月9日に再逮捕された。
「今は申し上げたくありません」と認否を保留しているが、5月19日に死体遺棄容疑で逮捕された当初は「首や背中を刺した」と説明したという。足も刺したと供述しており、県警は女性に逃げられないように足を狙ったとみている。サバイバルナイフは「事件後に捨てた」と供述したという。
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朝日新聞社会部
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