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後任に櫻井翔の父も 参院選情勢で決まる官邸の“舛添斬り”

 安倍官邸が心配しているのは、“舛添問題”は東京選挙区だけでなく、首都圏を中心に全国に波及する恐れがあることだという。東京の有権者は1000万人もいるから比例区にも響く。いつ舛添知事をクビにしてもいいように、後釜も探し始めているようだ。

「いま、意外な候補として名前が挙がっているのは、総務省の桜井俊事務次官です。ジャニーズ“嵐”の桜井翔の父としても知られる桜井さんは、今月中に事務次官を退任することが決まっています。人柄も申し分ないから、出馬すれば当選の可能性は高い。もうひとりは、民進党の長島昭久衆院議員です。民進党所属ですが、もともと石原伸晃の公設秘書だっただけに、思想信条は自民党に近い。民進と一緒に推薦すれば、自民党は傷つかなくて済みます」(都政関係者)

 いま安倍首相の頭の中は、参院選に有利かどうかだけだ。有利となれば、舛添知事を斬り捨て、不利となれば守ることになりそうだ。

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