「悩まない---あるがままで今を生きる」
著者は東京大学病院で医師として働いている矢作直樹さんです。
第一章の一番最初に、
「不要なモノを持ちすぎないこと」
「モノを持ちすぎると不自由になる」
といったことが書いてあり、共感するところも多かったです。
あと医師の方が、精神世界のことについて書いてあったのでとても興味をもちました。
読みやすい本で、スラスラと読むことができました。
この本の内容が良かったので、たくさん書きたいのですが、
今回はその中で印象に残った「想念の力」について書いてみたいと思います。
意識や思いの見えない力
(本文より引用)
「こうなったらいい」というプラスの想念、つまり「願い」にはある種の見えないパワーが宿ります。
願いには皆さんが想像する以上に強い効果があるのです。
それが最も顕著に表れるのがリハビリです。
本人が自分の身体を回復させようという強いビジョンを持つことで、
身体機能は着実に回復へと向かいます。
一見すると不思議ですが、「エネルギーの循環」という仕組みを理解できれば腑に落ちると思います。
意識や思いというのは、一種のエネルギーです。
エネルギーは外側からもたらされることもあれば、自分の内側から生まれることもあります。エネルギーはさまざまなものに対して、プラスにもマイナスにも作用します。
同じエネルギーは引き合い、違うエネルギーは反発し合います。
イメージしたことは叶いやすいと感じています。
思考も一つのエネルギーだと思っているので、
願いにはある種のエネルギーがあるのは共感しました。
同じエネルギー同士が引き合うのですから、
日頃から自分が何を考えているのかとか大事なのかなと感じています。
できるだけ心配や不安といったマイナスのことを考えるのではなく、
「今」からできる楽しいこと、「今」楽しんでいることなど、
プラスのことを考えるようにできるといいと思います。
ちなみに誰かを恨むなどといった負の想念を送ると、その念はエネルギーとして同じ大きさで自分に返ってきます。
エネルギーは同じ性質の周波数(波動)がある場所へと戻るのです。
これは返り念、返り霊(だま)とも言われます。
最近、あまりいいことがないと感じている人は、自身のこれまでを一度振り返ってみることをおすすめします。
想念もエネルギーみたいで、良い想念も悪い想念も自分に返ってくるようです。
そうだとしたら、日頃から恨むことなど考えないで、
プラスの想念(感謝など)を送っているほうがいいですよね。
感謝の時間
ここからは自分の話になります。
瞑想を初めて1年後くらいから
感謝の時間を瞑想の後にするようになりました。
最初は、感謝することは大切だと「頭」でわかっていても、
なかなか感謝できていないことに気づきました。
人に直接、感謝していることを言うのは恥ずかしかったので、
瞑想の後に感謝する時間を作るようにしました。
といっても3~5分くらいの短い時間です。
家族や友達、今日出会った人、食べ物、服、トイレ、住んでいる場所などなど
例えば
「お父さん、お母さん、兄弟、ありがとうございます。感謝します。」
「今日出会った○○さんありがとうございます。」
「着ている洋服、ふかふかのお布団、今日もありがとう!」などなど
このようのように、イメージしながら感謝しています。
慣れてきたら外にいる時でも、やったりしています。
周りに誰もいなかったら声に出すこともあります。
最初から本当に感謝する気持ちは正直は強くなかったです。
ただ、形から入ることでしだいに感謝する心がつくられてきました。
最初はバカバカしいとか思うかもしれませんが、
習慣ってすごいです!感謝の心ができてきます。
恨みなどのマイナス想念より、
感謝のようなプラスの想念を日々送る習慣ができるといいですよね。
きっと感謝できることが自然と増えてくると思います。
まとめ
・思考も一つのエネルギー。将来の不安を考えるのではなく、今楽しめることを考えよう!
・人を恨むといった悪いことを考えるのではなく、感謝などのプラスの想念を送ろう!
こちらで本の感想がたくさん書いてます。(ブログ村トラコミュ)