映画でシリア内戦の悲惨さ学ぶ 大学で上映会
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内戦が続くシリアの現状について若い人たちに関心を持ってもらおうと、都内の大学で内戦下の悲惨な状況を描いた映画の上映会が行われ、参加者たちは日本で何ができるか考える必要があるなどといった意見を交わしました。
内戦を逃れフランスに在住するシリア出身の映画監督が製作した映画「シリア・モナムール」は、市民が犠牲になったり町が破壊されたりする様子を、政府軍や反政府勢力、市民が撮影してインターネットに投稿した動画を組み合わせたドキュメンタリーです。
今月18日から日本各地で順次公開されるのを前に、10日夜、東京・新宿区の早稲田大学で、講義の時間を使ってこの映画が上映され、学生などおよそ90人が悲惨な内戦を捉えた映像に見入っていました。
上映会に参加したのは、ジャーナリズムを学ぶ学生たちで、映画が終わると、日本で活動するシリア人の記者なども加わり、シリアの現状やメディアの役割などついて意見を交わしました。この中で参加者たちからは、内戦下の情報を広く知ってもらうため、インターネットなどあらゆる方法を使って外国に届けることが必要だという意見や、悲惨な状況を知り日本で何ができるか考える必要があるなどといった意見が出されていました。
上映会に参加した男子学生は「きょう見た映像が現実とは思えませんでした。心が動かされ自分でも何ができるのか考えるきっかけになりました」と話していました。
今月18日から日本各地で順次公開されるのを前に、10日夜、東京・新宿区の早稲田大学で、講義の時間を使ってこの映画が上映され、学生などおよそ90人が悲惨な内戦を捉えた映像に見入っていました。
上映会に参加したのは、ジャーナリズムを学ぶ学生たちで、映画が終わると、日本で活動するシリア人の記者なども加わり、シリアの現状やメディアの役割などついて意見を交わしました。この中で参加者たちからは、内戦下の情報を広く知ってもらうため、インターネットなどあらゆる方法を使って外国に届けることが必要だという意見や、悲惨な状況を知り日本で何ができるか考える必要があるなどといった意見が出されていました。
上映会に参加した男子学生は「きょう見た映像が現実とは思えませんでした。心が動かされ自分でも何ができるのか考えるきっかけになりました」と話していました。