真面目に不真面目になった方がいい。今回はそんな話。こんなことを書くのも、私自身が自他共に認められる、真面目な性格でしてその所為で苦しんで不利益を被った覚えがあるからです。
ではなんで真面目に不真面目になった方がいいのかを書きます。真面目な性格で故に苦しんでいる方は、考え方の参考になれば幸いです。
頑張ってしまう
私の経験なのですが、真面目な性格に真面目になっている人は頑張ってしまうんです。
何事においても。自分を肯定出来ていないので、頑張ってしまう自分を演じることによって自分を保つしかないんです。
自分に自信が持てていないから頑張り過ぎてしまう。
その結果、自分の思っていた以上に自分が出来ないことに気付き悩み、自分を許さなくなってしまい、責めて悪い方向に考えが偏ってしまう。こんな経験ないでしょうか?
私が知っている方で、あまり仕事に対して熱心では無くはた目にも頑張っているなとは見えない人がいました。常に楽をすることを考えてる風でしたね。
私としてはそんな人と同じ給料なんて考えられない、私はこんなに頑張っているのに!なんて思ってその人が余り好きでは無く、且つ頑張っていないその人を許せませんでした。
なのでその人に頑張ることを強制してしまい、よく対立をしていました。相手からしたら相当ウザかったでしょうがね。
他人を私の様に真面目な性格に真面目になる様に変えようとして、他人にもそのことを強いてしまい疲弊してしまいました。
完璧主義に拘る
真面目な性格を維持する為に、真面目になっているので完璧にこなそうとしてしまうんです。
完璧、パーフェクトヒューマンなんてこの世にはいませんよ。誰しも何かしら欠点がある。欠点がなければ人間ではありません。
以前店舗の商品のアピールの為、GINPというフリーソフトを使用して販促POPを毎回の様に私が作成していました。お金をかけずに効果を上げる為ですね。それに作るの面倒ですから。
販促POPとか作るのは不思議と好きでしたね。デザインとかは学んだことはありましたが、それを活かす程スキルがあった訳もで無かったんですけど。凝り性となんでしょうか?自分で作成したPOPが納得いく出来だと、嬉しかった覚えがあります。
最初はどんなデザインの物を作成したらよいか待ったく分からなかったので、他店のホームページを見ながら、パクっていました。みんな最初は模倣から始まるんですよ(言い訳)。
好き、出来た物が納得いく出来だと嬉しいと感じたのも、自分で試行錯誤して取り組んだからなんだと思います。苦労したことでも、それが形になったら嬉しい。
ですが、自分が納得する為に完璧な物を作ろうとしてしまうんですよ。こんな物じゃだめだ。中途半端なんだって。自分を虐めてました。 ほどほどでいいのに拘ってしまい、疲れて果てていました。
考えが凝り固まってしまう
真面目な性格なので、他者の楽をしようとしているやり方や考えを受け入れられず、自分のやり方や考えを通してしまうんです。
柔軟な思考になれない、だから結果的に『容量が悪い』、『不器用』と自分も他者も感じてしまい仕事にも人生にも余裕が生まれず、『生き辛く』感じてしまう。
真面目に対して不真面目なスタンスで考えを持っていた方が、色々な考えを柔軟に取り入れられ、自分をプラスの方向に向けることが出来るんじゃないでしょうか。
考え過ぎないくらいが上手くいく
どんなことでも考え過ぎないくらいが、悩まずに上手く行くんじゃないのかな?と最近ながら感じました。
かといってまるっきり何も考えないのはだめですが、逆に考え過ぎてしまうと悩んでしまうループに入ってしまうので、ちゃらんぽらん、適当なくらいが良いのだと思います。
その方が楽だし、悩み過ぎてしまって精神の病気になることもない。
真面目に不真面目になった方がいい、ただそれだけの話。
ではまた。