NY外為 1ユーロ=119円台 約3年2か月ぶり
10日のニューヨーク外国為替市場は、イギリスがEU=ヨーロッパ連合から離脱することへの警戒感からユーロを売って円を買う動きが強まり一時、およそ3年2か月ぶりに1ユーロ=119円台まで円高ユーロ安が進みました。
10日のニューヨーク外国為替市場は、今月23日にイギリスで行われるEUからの離脱の賛否を問う国民投票で「離脱」を支持する人が「残留」を上回ったという最新の世論調査の結果を受けて、ユーロを売って比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まりました。このため、円はユーロに対して大きく値上がりし、一時2013年4月以来およそ3年2か月ぶりに1ユーロ=119円台まで円高ユーロ安が進みました。
市場関係者は「投資家の多くがイギリスはEUにとどまるという見方を維持しているが最新の世論調査の結果を受けて警戒感が高まっている。また、アメリカでも低調だった先月の雇用統計を受けて、景気の先行きに慎重な見方が出ており、円が買われやすくなっている」と話しています。
市場関係者は「投資家の多くがイギリスはEUにとどまるという見方を維持しているが最新の世論調査の結果を受けて警戒感が高まっている。また、アメリカでも低調だった先月の雇用統計を受けて、景気の先行きに慎重な見方が出ており、円が買われやすくなっている」と話しています。