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【芸能・社会】

ボイメンの軌跡 今秋映画化

2016年6月10日 紙面から

新曲「YAMATO☆Dancing」の衣装でポーズを決めるBOYSANDMEN。前列左から平松賢人、小林豊、本田剛文、後列左から吉原雅斗、辻本達規、田中俊介、水野勝、田村侑久、勇翔、土田拓海

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 東海地区出身または在住のメンバーで構成される10人組男性グループ「BOYS AND MEN」(通称ボイメン)の自叙伝的映画「BOYS AND MEN〜One For All, All For One〜」が今秋に公開されることが決まった。主題歌にはボイメンの新曲「YAMATO☆Dancing」(8月24日)が起用される。名古屋からサクセスストーリーを紡いだメンバーの汗と涙が詰まった作品に注目だ。

 今年1月発売の「BOYMEN NINJA」と2月発売の「Wanna be!」が2作連続で「オリコン」1位を獲得し、“天下布武”への態勢を整えたボイメン。その軌跡を振り返りながら、メンバーそれぞれが自分自身を演じる映画がベールを脱ぐ。

 ボイメンは2010年、名古屋を拠点に舞台演劇を行う集団として出発。60人以上が在籍していたが定期公演を続ける中で脱落者が相次ぎ、しばらくは苦節の時代が続いた。

 「名古屋で男性グループなんて無理!」と目の前でチラシを捨てられ、悔し涙を流してきたメンバーたち。しかし、個々のドラマ出演などで徐々に人気を集め、昨年はメンバー全員が出演する映画「サムライ・ロック」が公開されたほか、日本ガイシホール(名古屋)での単独ライブでファン1万人を集めた。

 結成から5年半。ついに大ブレークを果たしたボイメンが、どんなときも支え合い励まし合ってきた仲間との絆を映画で表現することになった。今年4月に名古屋と東京で撮影。ドラマ「結婚できない男」「チーム・バチスタの栄光」などの演出を手掛けた植田尚監督がメガホンを取った。

 小林豊(27)は「メンバーがメンバーを演じるのは初めてだったし、自分を見直すきっかけになり、うれしかった。自分を見直すと『えっ?』って思うところがたくさんで、反省も苦労もしました。皆さんぜひそんなところも見て、愛してやってください!」とコメントを寄せた。

 所属事務所の社長役には、愛知県岡崎市出身の俳優渡辺いっけい(53)を起用。渡辺は「彼らの今の気持ちがギュッと詰まっている映画。見たらきっと元気になる」と太鼓判を押す。「ボイメン、こっからだよ。こっから! 今まで以上に力を込めろ! みんなで未来をこじ開けろ!」とゲキを飛ばしている。

◆おとこ気あふれるナンバー

 主題歌「YAMATO☆Dancing」は、ボイメンの新たなテーマソングとして制作された、おとこ気あふれるダンスナンバー。

 ♪向かい風を跳ね飛ばして(Boom boom) 街の噂を独り占め(Fever) 走り出したら誰にも止められない(でら調子いいわ!でら調子いいわ!)

 サビ部分の歌詞に「とても」という意味の名古屋弁「でら」を使った合いの手が入るのも注目ポイントだ。CDのカップリング曲「One For All,All For One〜夢は叶えるもの〜」も、映画の挿入歌となっている。

 

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