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【芸能・社会】小林麻央「乳がん」闘病1年8カ月 海老蔵が会見「比較的深刻」2016年6月10日 紙面から
歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、東京・銀座のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで緊急会見し、妻のフリーアナウンサー小林麻央(33)が乳がんに侵されていることを明かした。すでに1年8カ月の闘病生活を送っており、具体的なステージは公表しなかったが「比較的、深刻」という。現在は通院しながらの抗がん剤治療に努めており、長女・麗禾(れいか)ちゃん(4)、長男・勸玄(かんげん)くん(3)を含め、家族一丸での闘病生活。父・団十郎さん亡き後、海老蔵にとって最大のピンチだ。 海老蔵が会見場に姿を見せると、数十台のカメラから一斉にフラッシュがたかれた。驚きもせず、覚悟したように着席。この日、一部で麻央の闘病が伝えられたため、関係者と協議して、急きょ会見に臨んだ。 冒頭、「いろいろ説明し、ご理解またご協力(いただくこと)が必要ではないかと思いまして、お集まりいただきました」とあいさつ。その後、質問に答えた。 最初に「進行性のがん」と伝えられた病名について、「単刀直入に言うと乳がんですね」と即答した。1年8カ月前に、夫婦で人間ドックを受診したのがきっかけで発覚したという。 「進行具合はかなりスピードの速いもので、なかなか大変なものではないか」と医師から告げられたという。病状のステージについては「深刻だという言葉でご理解いただければ」と言葉を選んだ。 その後、麻央は入院治療に専念。昨年11月の勸玄くんの歌舞伎座初お目見えの時には、劇場に通うのかどうか話し合った上で、麻央自身が覚悟を決めて25日間、勸玄くんに寄り添った。 現在は抗がん剤治療に努めており「効いたり効かなかったり」。今後、手術することも検討中という。最近は、通院しながら治療を続けている。 気掛かりなのは麗禾ちゃん、勸玄くんのこと。「自分がそばにいてあげられないことが心苦しく思っているんじゃないでしょうか」と思いやった。子どもたちには「ママは虫に刺されて元気がないから、ちょっと待ってて」と諭したという海老蔵。麗禾ちゃんはある程度事情を理解しており、「踏ん張っているんだなと日々感じている」。2人が描いた絵や折り紙が麻央のベッドの近くに飾られているという。 海老蔵は「誰よりも本人が一番辛いと思う。私には計り知れない辛さ、苦しさと闘っていると思う」と麻央の心中を推し量った。「麻央がいたからこそ私があるし、いないと寂しいし、家にいないと子どもと一緒に寝てても空虚な時間がある」と珍しく弱気な面ものぞかせた。 それでも「父親として逃げも隠れもせず、導いていける環境作りをしなければならない。私はみんなを支える」と強い決意を語った。 最近、成田山新勝寺で得度したのも「少しでも気持ちをクリーンにして向き合わないと」との思いからだった。麻央には「必ず元気になると思うよ」と語りかけているという。 約30分間、海老蔵は言いよどむこともなく、終始落ち着いた表情でしっかり受け答えした。歌舞伎界の中心的存在としての重責を担いながら、これから一家の主として大きな踏ん張り所になる。 PR情報
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