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【大リーグ】

ダルビッシュ、右肩・首の張りで5回降板も「次回登板は大丈夫」

2016年6月10日 紙面から

◇アストロズ3−1レンジャーズ

 右肘手術からの復帰3戦目。同1、2戦ほどではないものの、まずまずの投球を続けていたダルビッシュが突如、右肩付近の張りを訴えた。4回2死から2番アルテューベにこの日4つ目の四球を与えると、異変を感じ取った投手コーチがトレーナーを伴ってマウンドへ駆け寄った。

 4回を投げ終わった直後に肩や首付近に張りを感じたというダルビッシュは「(5回は)真っすぐを投げるのがちょっと怖かったから、全部チェンジアップ気味に投げました」。マウンド上では張りをほぐすように右手を振るしぐさも見せた。最速98マイル(約158キロ)だった直球も目に見えて減速。緩い変化球を駆使して何とかアウトを重ね、5イニング、76球での降板となった。

 制球にばらつきはあったが、失点を初回の先頭打者弾による1点だけに抑える粘投。「球自体は前回より良かった」と手応えを感じていただけに、不測の事態によるまさかの降板となったが「トミー・ジョン(手術)の後だから、いろんなところが痛くなったりするって言われている」と表情に暗さはなかった。

 降板後にはチームドクターの診断も受けたが、「張りが取れれば問題ない。明日は普通にキャッチボールできると思う。(次回登板も)たぶん大丈夫」と“軽傷”の様子。右肘にメスを入れてから約14カ月経過もまだ無理は利かず、今後も自身の体と対話しながらの調整、登板となる。

 

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