世界初の人を運ぶドローン、ネバダでテスト開始
いずれはタクシーにとって代わるかも?
ドローンを配達に使うサービスや技術はまだまだ試験段階にありますが、近い将来に人間すら運ぶようになると考えられています。その可能性の第一段階とも言えるテスト飛行が、近々アメリカのネバダ州にて行われることになりました。
中国は広州市に拠点を置くEHang Inc.は、世界初の搭乗可能なドローン「Ehang 184」をCES 2016にて展示していました。当時から大きな注目を集めていましたが、それがついにネバダ州にてテスト飛行の認可を得たのです。
Las Vegas Review-Journalによると、ネバダ州自律システム協会(NIAS)は積極的にこのドローンのビジネス化を目指している様子で、離着陸の許可だけでなく、FAA(アメリカ連邦航空局)に対してドローンの耐空性を証明するための基準を設ける協力をするそうです。
Ehang 184は操縦席から操作するわけではなく、備え付けのタブレットに映しだされたマップから目的地を選ぶだけ。あとはドローンがすべて自動で行ない、搭乗者はエアコンを調節してマッタリ到着を待つだけという、まさしく未来の乗り物になっています。
NIASの事業開発部長であるMark Barker氏は、将来Ehang 184がネバダのドローンタクシーになることを期待しているようです。つまり、道路の混雑を気にすることなく、観光客をカジノまで連れてくることができるシステムを作りたいのではと見られています。そうなれば、それ自体がラスベガスのアトラクションの一部ともなるでしょうしね。
テストは今年の後半から始まります。当然のことながら最初は人がいない場所からなので、すぐにラスベガスで見かけるということはないでしょうが、空飛ぶタクシーが実現するかと思うと楽しみになってきますね!
source: Las Vegas Review Journal via Engadget
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