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 出版大手KADOKAWAと埼玉県所沢市は10日、新たな文化発信拠点を整備する「クール・ジャパン・フォレスト構想」推進の協定を結んだ。最新鋭の印刷工場や図書館、美術館、博物館の複合施設「ところざわサクラタウン(仮称)」を東京五輪までに共同で建設することを目指す。

 建設用地として、同市内の浄化センター跡地約3万7千平方メートルをKADOKAWAが2014年に市から購入。施設建設により年間150万人の集客を目指すとした。角川歴彦会長は「創業から70年余りの間に培った知識やコンテンツを一堂に集めて一般公開したい」と話した。