報道陣の取材に対応するベッキー＝東京都江東区（撮影・蔵賢斗）【拡大】

　ロックバンド、ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音（２７）との不倫騒動で休業していた、ベッキー（３２）が１０日、東京都内でＢＳスカパー！のレギュラー音楽番組の収録前に報道陣の取材に応じ、今後の活動や現在の心境などを語った。ベッキーは「機会があれば人を傷つけない恋愛をしたい」と心中を告白した。

　ベッキーは会見の冒頭「今年に入ってから一連の報道で多くの方々にご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と謝罪。そして「今日からお仕事をスタートさせていただきました。ゼロからスタートさせていただきます」と、仕事を再始動させたことを話した。

　休業中は「ずっと反省の気持ちを抱きながら過ごしておりました。お仕事をする場というのが本当にありがたくてうれしい気持ちです」と、素直に述べた。仕事復帰へ様々な意見が出ていることには「色々な意見をいただきまして、すべての意見を受け止めたい」とした。

　１月の謝罪会見後、公の場には一切出ていなかったベッキー。どのように過ごしていたか聞かれると「お詫びと反省のベースが気持ちにありながらですけど、家の中でできることをしていました。読書ですとかお料理の勉強とかです」と、ほとんど家で過ごしていたと告白した。

　５月に放送されたＴＢＳ系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜後８・５７）で、１月の会見でウソを言っていたと告白していたベッキー。そのことについて問われると「申し訳ない気持ちでいっぱいです」とすぐさま謝罪。川谷と連絡を取ったのは１月中旬が最後だといい、内容に関しては「相手もあるので」と控えた。川谷に対しては「申し訳ないという気持ちです」と心境を語った。

　川谷が公にまったく出てこないことには「それぞれの考えや立ち位置があるので、私は特に」と気にしている様子を見せず。過去の自分には「しっかりと人の気持ちを考えながら正しい道を歩みなさいと言いたい」と、過去の自分に対して厳しい言葉を投げかけた。

　今後は自分が恋愛に向き合うときは「今は、まだお仕事のことしか考えられないですけど、そういうご縁があったのなら人を傷つけない恋愛をしたい」と話し、テレビ出演も変わることなく「自然体でありのままの自分でテレビに出られたらいい」と神妙に話した。