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第158話 暴・走・師・弟
「ここよね? ミナトとクローナがこもって研究してる部屋って」
「はい、『エターナルテラー』さんが言ってたのはこの大きな部屋ですし……はぁ」
「? どしたのエルクちゃん、ため息なんかついちゃって」
「いや、何ていうか……あの2人のことですから、この扉の向こうはまた『否常識』なことに成り果ててるんだろうなー、と思っちゃいまして。何か疲れそう……」
「あははは、そういうこと。ま、そうかもねー。ま、あの子の研究バカっぷりは樹海にいた頃からだったけど、聴いた話じゃ、前より悪化してるみたいね。そうなると逆に楽しみかな~、さてさてクローナに師事した結果どんな感じになってるのかな~……っと」
――こんこん
「ミナトー、クローナー、おっじゃましまーどぉおおぉぉえっ!?」
「あ? 何だよ入ってくるなりうっせーな。飯か?」
「どしたの母さん? そんな安っぽいリアクション芸人みたいに露骨にびっくりして」
「いやいやいやそりゃびっくりするでしょ今のあんたら見たら! 2人ともいつの間に腕六本になったのっ!? お母さんそんな風に生んだ覚えない!」
さて、初っ端からお騒がせしましたねっと。
僕と師匠がテラさんに断って個室とは別に借りた、研究・解析用の大きな部屋。
各自自由ってことで解散した後、僕と師匠は各宝物庫とかからめぼしいお宝を片っ端からかき集めて持ち寄って、レッツ研究タイムとしゃれ込んでいた。
そこに入ってきた母さんが、『アシュラデバイス』装備でガッツリ研究作業中の僕と師匠を見て、度肝抜かれて奇声を上げてしまった、というのがさっきの状況だ。
ちなみに『アシュラデバイス』っていうのは、僕が師匠の所にいた時に作った、その名の通り『阿修羅像』のごとく、顔を3つ、手を6本に増やすマジックアイテムだ。
と言っても、実際に腕をもう4本生やしたりとかするわけじゃない。
今僕と師匠は、防弾ベストみたいなゴツい装備を服の上から着てるんだけど、そのベストの左右の肩甲骨部分の上と下からそれぞれ1本ずつ、合計4本のロボットアーム的な腕が伸びているのだ。装着者の意志で動かせる、きちんと5本指のある腕が、4つ。
さらにヘッドギアみたいなのもつけてるんだけど、丁度左右斜め後ろに向かうように、仮面みたいなのがついている。まさに阿修羅像の3つの顔みたいな感じになる。
その2つの面の目部分にはカメラアイが仕込んであり、それで見た情報は装着者の脳内に入ってくるので、360度の視界が確保できる。
仮面×2のついたヘッドギアと、腕×4のついたベスト。2つを装着した結果どうなるかと言えば、その見た目は三面六手の阿修羅像のごとし。まあ、驚くのも無理ない。
腕が増えて広い視界が確保できるこの道具は、慣れるまでが大変だけど一度要領をつかんでしまえば作業効率がグッと上がるので、重宝しているのだ。単純に1人で3人分、もしくはそれ以上の量の仕事が出来るわけだし。
さて、そんな見た目で母さんを驚かせつつ、僕と師匠は気を取り直して研究を続けることにした。どうやら母さんとエルクは別に用があったとかじゃなく、ただ単に何してるか見に来ただけ、って感じらしいので。
3対6本の腕を器用に動かして3倍スピードで作業を進める僕らの様子を、見学中の2人は珍獣を見るような目で見て……あーっと、
「あー母さん、ちょっとそこどいて。材料取れない」
「わっ、え!? あ、ご、ごめん」
左斜め後ろに立っている母さんにちょっとどいてもらってロボ腕を伸ばし、その後ろの箱に入れてまとめておいた中からいくつか部品を取り出し、手元に持ってくる。
あ、ちなみにこのロボットアーム、長さがある程度伸縮自在な上、手のひらにカメラがついてるので、離れた所の物を動かず正確に取れたりもする。手のひらのカメラの映像は、視界の端っこに別ウィンドウでちっちゃく映せるし。
自分の本物の腕2本と左腕その2の3本でマジックアイテムを組み立て、右腕その2で記録用紙にペンを走らせ、右腕その3で組み込む魔法の術式をいじり。左腕その3で『マジックタブレット』をタップして操作する僕。
その隣に立ってる師匠は、3対の左右の手の全てに何かしらの薬品を持たせて、それをすごい速さで調合して混ぜ合わせていた。合間にかき混ぜたりろ過したりする作業も入るけど、それら全てが確実に機械より速い上に繊細・正確だ。さすが師匠。
「はー……2人とも器用ねー。目が追いつかないってことはないけど、私ゃ何してんのかさっぱりわかんないわ」
「そりゃそーだろ、知識がそもそもねーんだから。あー、わかってるだろうがその辺のものうかつに触んなよ。危険な薬品とか普通に置いてあっから。融けるぞ?」
「部品とかも触んないでね。燃料入ってたり魔法組み込んであるから。爆発するから」
「怖いことさらっと言わないでよ2人して……てか今更だけど、今何作ってんの?」
曲芸鑑賞でもしているような気分なのであろう母さんのそんな疑問。
どう簡単に説明したもんか、とちょっと考え始めたその直後、横から師匠の『よし』って声が聞こえた。あ、出来たのかな?
ぐいっと額の汗をぬぐって振り向く師匠。どこから取り出したのか……そのロボ腕の1対に、割と大き目の植木鉢(土も入ってる)を持っていた。
『何だ何だ?』とそれを注視するエルクと母さん。僕も作業を中断して目を向ける。
視線が集中する中、師匠は手に持っていた何かの植物の種を、押し込むようにして植木鉢の土に埋めた。そして、別なロボ腕に持たせていたフラスコとビーカーに入っている何かの薬品をちょろちょろと少量垂らす。
すると僅か数秒後、
――ぴょこっ
「「「!?」」」
埋めたばかりの種が発芽した……かと思うと、そのまま一気に成長し、人の頭くらいの大きさのあるアロエみたいな薬草があっという間に育った。今すぐにでも摘み取って魔法薬の原料にできそうな感じに。
師匠はそれに『おー』と感心したようにしつつも、すぐさま次の植木鉢と、別な植物の種を手に取った。唖然としてるエルクと母さんを放置して。
同じことを何度か繰り返し、6つの植木鉢に6つの植物を育て上げた……いや、『育てた』っていう表現を使っていいものかどうか悩むけども。
何せ6つとも、種を植えて薬をかけてから、ものの数十秒から数分で収穫できるレベルまで成長したんだから。
そして師匠、さらに今成長させた6つの鉢の6つの植物を使って魔法薬を調合して、それをぺろっと舐めて……あ、首かしげた。
「……え、クローナそれ……植物を超早く成長させる薬か何か?」
「そんなとこだ。けどコレは……ん~……」
「品質に難ありですか?」
「……味や舐めた感じからして、誤差の範囲だとは思うんだが……妥協はしたくねえな。肥料の濃度を上げつつ、吸収・成長効率を上げられれば多分もっと……いやでもこれ以上は汎用性を犠牲にすることになるか。でもそれくらいはむしろ……」
「……とりあえず、キリいい所でやめときなさいね? あと1時間ちょっとで多分ご飯だからさ」
了解、サンキューエルク。
……さて、何かえらいモン見たかのように微妙に疲れた顔した母さんたちが帰った所で、僕も僕の作業を再開しますかね。
☆☆☆
それから僕と師匠は、夕飯の時間だってことでエルクが呼びに来るまで研究を続けていた。そりゃもう、ひたすらに。
時間にして4、5時間くらいだったと思うけど、僕的にはあっという間だった気がする。楽しい時間はあっという間に過ぎちゃう的な感覚だな。
しかし時間に見合った研究成果は、暫定だけど出せたと思う。
いやむしろ、短時間でやったにしては上出来と言えるかも知れない。何せ早速それらの技術を応用していくつか発明品を作らせて貰ったから。
……とまあそんなことを夕食の席で、他の皆に呆れられながらも話している。
まあ、いつものことであると言えよう。
ちなみに場所はこの城の食堂だっていう大きな広間。そこにあったドでかいテーブルにみんなでついて食事にしている。
「しっかし、こんな得体の知れない場所に来てもあんたはいつも通りなのね……呆れつつも何だか安心するわ」
「むしろ得体の知れない場所で、得体の知れないものを相手にしてるからこそ余計に『いつも通り』なのかもねー。すっごい生き生きしてるってか、いい顔してるわ、旦那様」
「あ、やっぱこの子コレいつも通りなんだ」
嫁と愛人1号の言葉に、『やっぱり』みたいな顔で呆れる母さん。
「やれやれ……まあ樹海の家にいた頃から大体そんな感じだったから知ってるし、私もそういう研究とかの時は悪ノリして暴走してたことも多かったから何も偉いこと言えないけどさ……お嫁さん達に心配や迷惑だけはかけないようにしなさいよ、ミナト」
「むしろ役立つもの作る気マンマンでやってるから安心していいよ母さん。……心労はかけてるかもしんないけど」
「それじゃ偉そうなこと言えないねぇリリン、誰かに心労かけるのは君も得意分野だ」
「うっさいアイリーン。てか、あんたも心労かける側でしょーが」
「ま、それはたしかにね。うちのチームって常識人と非常識人がキレイに半々だったし。テーガンとテレサとエレノアには色々と迷惑かけたっけ、ふふっ」
「わかってんなら自重ってもんを覚えてほしかったニャ。特にリリンとクローナ」
呆れたように言いながら、エプロン装備のエレノアさんが両手に大皿の料理をもってやってきた。おぅ、美味しそう。
遅くなってしまったが、今回のこの料理、『女楼蜘蛛』で料理担当だったっていうエレノアさんが作ってくれたものである。シェーン同様、大人数用の料理を作るのも得意だそうで、しかも腕前はプロ級。比べるようなこと言うのもアレだけど、シェーン以上かも。
食材は収納アイテムで師匠と母さんが持ち込んだものを贅沢に使用して作ってくれた。
さらに、アルバとペルとビィにも、彼ら専用の食事をこしらえていた。
アルバには肉団子とピクルス、ペルとビィにはそれぞれ肉と魚の香草焼きと、同じくピクルス。普通においしそうな上に、魔力入りの肉だそうだ。
「んー、おいふぃ! 腕落ちてないわね、さすがエレノア!」
「ん、確かにな……やっぱ男が出来ると女って化けるんだな、色々」
「いや、別に男が出来たから練習して上手くなったわけじゃないんニャけど……てか、そーいう自分はいいかげん料理作ってやる相手の男くらい見つけたらどーニャ」
「俺は別にほしいと思ってねーよ。つか俺の好みってホラ、俺より強い奴だし」
「あ、それボクも。おかげでこの歳まで独身だよ、ははは」
「……そのまま墓場まで独り身の可能性が高いニャ。マジで」
女子会っぽいトークだけど内容結構すごいな。エレノアさんの言うとおり、師匠やアイリーンさんより強い男の人なんてこの先現れるのかって話だよ。
「でも別にいいんじゃない? それがあんた達の好みだってんならさ。自分を安売りするようになっちゃったら女は終わりよ、いくつになってもね。ま、私はあくまでこの身に溢れる恋と愛に忠実に生きた結果、こうして多くの家族に恵まれたわけだけど♪」
隣に座る僕を抱きしめて頬ずりしながらそんなことを自慢げに言う母さん。ちょ、スープ飲んでる最中にやめてってば! こぼすこぼす!
「ま、気楽にやるさ。いざとなったらミナト君に貰ってもらうって手もあるしね。多分彼将来ボクらより強くなるだろうから」
しまいにゃそんなことを言い始めるギルド最高責任者。ちょっと、いきなり何!?
いや、そりゃ多分本気じゃないんだろうけど。近所とか親戚のお姉さんが小さい子に『大きくなったら結婚しようか?』って冗談言ってからかってるようなそんな感じの奴だろうってわかってるけど……それでも言われた方は割と恥ずかしいんだよアレ?
前世でも経験あるからわかるんだけど、軽く返せばいいのか聞き流せばいいのか、対応に困って恥ずかしくなってオロオロしてるところを、それを言った本人含む大人達に笑われながら『かわいー』とか言われて……アレマジで結構な羞恥プレイである。
ただ幸いなことに、ここでそういう展開にはならないようでよかった。
「え、ちょっとそれマジですかギルドマスター!? どうしようエルクちゃん、第○婦人的に伝説の人物がミナト君とゴールインしちゃうかも!? 私達肩身狭くない!?」
「ノるな、アホ。……まあマジでそうなったら肩身狭いどころじゃないけど」
「アイリーンが義娘か……さすがにきついわね色々」
「うん、言っといて何だけどボクも想像してみてちょっとそう思った。リリンを『お義母さん』って呼ぶとか鳥肌立つね」
「てか、それって私にとっても義妹じゃないですか。以後私あなたとどんな顔して会えばいいんですか」
「でも、ものすごい年の差婚ですよね。方や16歳、方や400歳オーバーですし……あ、でも精神年齢的にはむしろちょうどいいかもですね? 多分どっちも私より年下ですし」
「さらっと毒吐くね、ミュウちゃん」
……代わりに悪ノリして反応してくれる人が多かったせいで。
いや、からかわれないのはいいけど、勝手に想像図膨らませて勝手に困るのやめて。別な理由で困るから。当事者(僕)置き去りだし。
どうツッコんで止めたもんかと僕が困ってると、離れた所の席からエレノアさんがアイコンタクトが来た。え、何?
『気にしなくていいニャ。気になるのはわかるけど、自分達で勝手に騒いでる分には手出ししないのが無難ニャ。飛び火したら余計面倒だから。放っときゃ飽きるニャ』
『あ、はい……何か落着いてるっていうか、手馴れてますね。もしかして……』
『うん、昔からこいつらこうだニャ。他を巻き込むことも多いけど、他を置き去りにして勝手に騒ぐことも多いから、対応なら慣れてるのニャ。自慢したくもニャいけど』
……もしかしてエレノアさんって、『邪香猫』で言うところのエルクみたいなポジション――ツッコミ担当だったんじゃないだろうか?
古代都市の探索中に師匠が勝手にはぐれてった時も、僕に対して『否常識』をツッコむ時のエルクに似た感じがあったし。
すると、今の話で思い出した、というか思いついた感じで母さんが『そーいえばさー』と話し出した。
「あんたら2人さあ、結婚願望とかってそもそもあんの? 自分より強い相手がいいって条件に当てはまる奴がいるかどうかはもう置いといてさ」
「一応あるよ? 想像したことないわけじゃないからね、自分が花嫁衣裳着て誰かに貰われてく所とか、甲斐甲斐しく主婦やったりするところとか。ボクも女の子だからね、白馬に乗った運命の王子様にはいくつになっても憧れるよ」
「へー、そうなんだ? 全然想像できないわ」
「聞いといてそりゃねーんじゃねーのオイ、一妻多夫女、オイ」
「想像できないからこそ見てみたいけど」
「話聞けよ」
「あー、俺ぶっちゃけねーわ。1人でも別に人生楽しいし」
「こっちはこっちで問題だニャ……まあ、個人の自由って言えばそれまでだけど」
「全くもう……さっきも言ったように安売りしろとは言わないけど、早く結婚して私のこと安心させて欲しいもんだわねー。もう私ら皆200歳超えていい年なんだし、引退して150年も経ってんのにさ、結婚して子供いんの私とエレノアだけよ?」
『お前はボクらの母親かよ』ってアイリーンさんが母さんにツッコんでるのはスルーして……さっきもそういやちらっと言ってたな。エレノアさんって結婚して子供いたんだ?
いや、こんなこと言っちゃ失礼だな。いくら強いからって、女の人に対して。
「エレノアー、ネルフェナちゃん元気? シャルレインちゃんとシャーロットちゃんは?」
「3人姉妹なんですか?」
「いや、ネルフェナは私の娘で、シャルレインとシャーロットは孫。あと、シャーロットの方はこないだひ孫生まれたニャ。双子の」
「うっそホントに!? やば、超楽しみ! 今度会わしてよ! 抱かして! てか、何で教えてくれなかったのよそれ!? この薄情者! 薄情猫!」
うわ、何か母さんのスイッチ入った。子供好き?
「悪かったニャ、色々あってごたごたしてたんニャよ」
「色々って何だよ? いきなり旦那が死んで未亡人にでもなったのか?」
「おいおいクローナ、いくらなんでも冗談が過……」
「あ、その件はもう片付いたニャ」
「「当たったんかい」」
「……なんかすまん」
とんでもない予感が的中したな、おい。
師匠マジ謝りしてるし。珍し。
「いや、気にしなくていいニャ。彼も笑顔で旅立ってくれたし。もともと病気で長くないってのは、シャーロットもわかってて一緒になったんだからニャ」
娘さん、シングルマザーなのか……なんか詳しく聞けば小説1本書けそうな恋物語がバックグラウンドにありそうだな。失礼だから聞かないけど。
「んで、その後が面倒だったんニャよ。父方の実家が結構な名家だったんニャけど、1人息子だったから跡継ぎがいなくて、シャーロットからうちのひ孫……そいつらにとっては孫にあたる2人を奪い返そうとしてきたのニャ。だから、その対処してたのニャ」
「それなら、それこそ私達に相談してくれたら協力したのに。物理的に」
「いや、だからこそ相談できなかったのニャ……」
賢明であると言えよう。母さんが身内がそんな下衆い企みの被害にあってると知った日にゃ、関係各所が更地になりかねない。
「まあこの話はもう置いとくニャ。もう終わったことだし、蒸し返すようなことでもないし。てか、何の話してたんだったかニャ?」
「あー、ホラあれだよ。俺とアイリーンが行き遅れてるって話」
「そうそう。でも『女楼蜘蛛』で行き遅れてるのはボクとクローナだけじゃ……あーでも、あの2人はそれ以前の問題って気がしなくもないかもね」
「そーさな。テレサは生涯独身貫くとか言ってシスターに戻っちまったし、テーガンは男嫌いだしな。……それ以前に性格からして貰い手いねーだろうし……」
けっこう酷い会話が飛び交う女子会。僕ら邪香猫を完全に空気にして進む。
……まあ、さっきのアイリーンさんが僕と結婚云々の話がキレイにどこかに飛んでいったから、何も言わずよしとするけども。
それにしても、こないだからちょいちょい名前出てくる『テーガン』って人、どんな人なんだろうな。いいかげん気になるな。
えーと……母さんが『夜王』で、アイリーンさんが『魔王』、師匠が『冥王』でテレサさんが『聖王』、エレノアさんが『牙王』らしいから、残りは……『覇王』か。
世間の噂だと、『女楼蜘蛛』の切り込み隊長だったってことくらいしか聞かないから、どんな人か予想もつかないんだよなあ。
今度母さんから聞かせてもらおうかな、と思いつつ、こっちに被害が飛び火してくる話題から脱却したこの場の空気に安堵しつつ、僕らは食事を再開することにした。
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