SEO対策における基本とはいったいどの様な項目を言うのでしょうか?
僕は、良くWEBデザイナーやプログラマー、ライターの方々から、SEOってどこまで覚えたらよいのか?という質問や、SEOに関する部分は全てSEO担当者がやってほしいといった相談を受ける事があります。
SEO対策の基本と言っても、SEO担当者から考えたSEOの基礎や基本知識は、WEB制作を主な仕事としているデザイナー・プログラマー・ライティングを担当している方からしてみると、基本としてとらえてもらう事も難しい内容なのかもしれませんね。
このページへ「基本」が知りたくて訪問された方々へ、僕のブログで書いている記事を経てSEOの対策キーワードの選定方法から、基本知識、コーディングにおける注意点などなど、色々な基礎となる施策項目を理解してもらえたらと思います。
SEO対策の基本その一!SEOを覚える必要性について
SEO対策を担当者でもないのに覚える必要があるのか?という質問を良くもらうのですが、SEOは覚えて損はないスキルだと僕は答えます。
その理由としては、SEO対策が良く分かっていない人でも、WEBサイトを制作するときにSEOが必要だという感覚を持っている方は多いからです。
例えば、WEBデザイナーの方でフリーランスで活動している様な方が、クライアントからSEOを考えたサイトを作ってほしいと言われたら・・・。オリジナルのCMSを制作する案件をプログラマーの方が受注して、SEOに有利になるような構造にしてほしいと言われたら・・・。
SEO担当者を探すまたは紹介されて、自分で納得することもなくその人の言う通りにサイトのデザインを変更できますか?またはシステムの仕様を変更できますか?
良く分からないけど、SEOって言われたからやった。
それでは、WEB制作やWEBマーケティングをする上でのチームとしても成り立ちませんし、クライアントの要望を一丸となって実現する事も叶いませんよね!
以下の様な記事を書きました。
きっかけは大切だと思います。WEBデザイナーに限らず同じような場面に遭遇したことは無いでしょうか?
SEO対策の基本その二!SEOとWEBデザイン・コーディングの関係
WEBデザインおよびコーディングの中にもSEO対策における基本項目が多く含まれます。
WEBデザイナーの方から、SEOはテキストをたくさん入れるからデザインを無視した内部対策だ!なんて批判を受ける事もありますが。。。デザインを壊すSEOはWEB制作の目的から外れてしまっていると僕は思います。
詳しくは以下の記事にて説明しています。
また、コーディングに関しても最低限知っておきたいSEOの基本対策があります。覚えて損無しの基本知識なので、是非読んでもらえたらと思います。
覚えておいて損なんて無い!SEOは一つの集客手法
SEOはWEBマーケティングの集客手法の一つです。WEB制作においてのSEO対策の位置づけがどうしても「作る」事とは別な話で考えられてしまいがちですが、作る以上は集客できなければなりません。
ブログや趣味のWEBサイトだって、インターネットを通じて特定の誰かだったり、一般的に広く多くの方に訪問してもらう為にあるはずです。
基本さえ押さえていれば、SEO的にこれは・・・なんて会話も少なく済むようになりますよね!
SEO対策の基本その三!対策キーワードの選び方
続いて、キーワードの選び方・選定方法についてですが、皆さんがSEO対策を考える時「ビッグキーワード」という言葉が出てくる事が多いと思いませんか?
そもそもビッグキーワードとはなんなんでしょうか?SEOをやっている僕も、ビッグキーワードという言葉を何千回と聞いているうちに、このビジネスにとってこれってビッグキーワードって言っていいものなのかなぁ?と思う事も・・・。
こんな記事を書きました。
キーワード選定時に押さえておきたいポイントとしては、関連用語・共起語等も意識したキーワードリストをピックアップするという事です。
単純にキーワードの羅列になっている様なページでは、ユーザーが見づらいどころかクローラーですら見向きもしてくれないテキストになってしまいます。
以下の記事にて簡単にキーワードリストをピックアップする方法や、ツールも紹介していますので、参考にして頂ければと思います。
SEO対策の基本その四!テキストやページを増やすSEOライティング
SEO対策をする為に、テキストを増やしたりページやコンテンツを拡張しているWEB担当者やホームページ担当者の方多いですよね。
ただし、SEOの基本知識を持っていなければ効率的な文字数の増やし方やコンテンツの増やし方が難しいと思います。まして、基礎を知らずに単純にページを大量生成してインデックスも上手くいかずに逆効果となる。。。というお話も交えて以下にまとめました。
単純にテキストを増やすというよりも、一度サイトのページ毎の段落構成等を見直して、しっかりとライティングする事がSEO施策の効果を発揮できる近道だと思います。
WEBデザイナーの方やプログラマーの方でも文章を書くと、すごい楽しく読めるような書き方が出来る方いっぱい居ますよね!
文章が苦手という方も非常に多いのですが、とりあえず基本知識をつけながらブログ等を書いて、キーワードの計測等をしてみて下さい。SEOライティングの実践を経て効果も把握しながらスキルアップにも繋がりやすいです。
ブログって書き続けるのが大変というイメージがあると思いますが、ブログを書くことが目的ではないという前提ではじめてみる事をオススメします。
ページを増やす方が良いのか?ページを更新した方が良いのか?
ページを増やし続ける方がSEOに効果的なのか?それとも一つのページを更新・加筆・修正をした方が良いのか?という質問を頂く事がよくあります。
これに関しては、どんなキーワードでの順位上昇を見据えているのか?あるいは、現在どのページでどれくらいの位置にあるのか?という部分から考えるのが良いと思います。
例えば、現在「WEBデザイナー SEO基本対策」というキーワードで20位にあるページがあって、それを上げたい場合はランクインしているページの内容を見直し、文章構成に抜けが無いか?キーワードはちゃんと入っているか?等を精査することが一番に考えるべき事ですよね!
そしてそこに抜けがない場合は、競合となるサイトにてそのキーワード上位にあるものを調査します。キーワードを囲う為にどれくらい網羅したコンテンツを持っているか?もしくはサイト自体がそのテーマに沿っている内容なのか?といった点ですね。
これを調査した上で、ブログの様な1記事で上位表示しやすいキーワードなのか?それともページ数も網羅的に無くてはならないキーワードなのか?という事が判断しやすくなってくると思います。
SEO対策の基本その五!Googleが目指す検索結果の将来を理解する
これは、全てのSEO施策(基本のみに限らず)において、Google検索がある限り理解していなければならないのですが、Googleがユーザーファーストで考えている検索結果とはどのような物なのか?という点を覚えておく必要があります。
現在、Googleでは人工知能(AI)を使った自然言語処理を検索エンジンのアルゴリズムに取り入れていて、その形もどんどん進化しています。
そして、ユーザーが検索をする「質問」事に対して、適切で正確な「答え(アンサー)」を出していく事をモットーとしています。
例えばその例でいうと以下の様な物があります。
- アンサーボックス
- ナレッジグラフ
- リッチスニペット
- パーソナライズド
上記の様な仕組みはどれもが、検索を使っているユーザーに対してのGoogleからの答え・提案です。
WEBサイトを作っている僕たちは、Googleが出す答えにいかに寄り添っているか?を中心に今まで考えていましたが、これからの時代はそれだけの考え方では最適なSEOをしていく事は難しいでしょう。
ユーザーファーストでありそれを解析する為のアルゴリズムも進化を続けているという事は、検索キーワードの奥にある検索する意図を考えなければいけないからです。
このキーワードで検索するユーザーは、どんな答えが欲しいのだろう?自分自身がこういう答えを探していなかったのに見つからなかったから、これは自分と同じ境遇にあるユーザーに役に立つ内容だ!
そんなSEO対策をより強く考えて行かなければなりません。
Googleが推奨しているWEBサイトにおける構造・仕組み
その他にも、WEBサイトのSSL化やモバイルにおける高速化やモバイルフレンドリー、またAMPコンテンツ等もGoogleが推奨している施策です。
高速化やSSLでの通信暗号化に関しても、ユーザーファーストで考えるとそうなって当然の事ですよね。
SEO対策の基本まとめ
SEOの基本対策については、普段やっている業務内容にちょっとした基礎と考え方があれば、誰でも施策することが可能です。
基本対策の経験を積んだ上で、いずれはテクニカルな手法まで覚えたいという方も居るかと思います。
ただ、テクニカルなSEO手法はリスクも付きまといますし、WEBサイト全体に同じように当てはめる事も難しい事が多いです。そして、Googleを欺くような手法は一般的に言われるブラックハットSEOとして制裁を受ける対象となる事もお忘れなく!
まずは、正しいSEO対策の基本知識と検索結果の向上に貢献する事を考えていれば、SEOって難しく考える事でもなかったんだと思える事でしょう。
そして、SEO担当者とWEBデザイナーやプログラマー、全てのWEB担当者との壁も無くなっていくと僕は信じています。
順位チェック等SEOは色々なツールを使って作業を効率化する必要があります
SEO対策に必要なツールで代表的な物としては、以下の様なものがあります。
- 順位チェックツール
- Google Search Console
- Google Analytics
上記ツールに関する記事も以下で書いているので参考になればと思います。
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