(cache) 適応師のスキル事情。聖剣の勇者？そんなんそこらの雑魚と同じでしょ。

適応師のスキル事情。聖剣の勇者？そんなんそこらの雑魚と同じでしょ。作者：ムラサキ

2/2

2.ジジイの強さ

投稿遅れて申し訳有りません！(>_<)

2.スキル引導者

『はい、誕生の儀式の際に、自動的に最も適切な職業に固定されます。』

うわっ、なんか喋った！？

『私は、マスターのスキルである「引導者」と申します。引導者のスキルは、マスターの思考能力を引き上げるとともに、リアルタイムでの解説や解析をさせる事ができます。
何かご要望がありましたら、何なりとお尋ね下さい。マスター。』

この声は、自分のスキルの能力であるらしい。
ちょうど聞きたい事が山ほどあったから、助かるな。

さっき言ってた誕生の儀式って何なのか分かるか？

『誕生の儀式は、このリンガルドにおいては、とても重要な役割を担っております。誕生の儀式をすることによって、ステータスの職業を定める事ができます。
その職業は生まれた時から決まっており、その子の素質に最も合った職業に決まります。
マスターの場合は、適応師と言う素晴らしい職業の素質があったということになりますね。
さすがマスターです。』

お、おう。ありがと///

それで気になってたんだが適応師の詳しい情報を教えてくれ。

『ふふっ、マスターは照れ屋さんなのですね。
ごほんっ、、、。さて、本題に入りますが。適応師はこのリンガルドにおいて一人しか得られない、唯一の職業になります。
基本的に、適応師の適応力は、余りにも膨大なためErとなってしまいます。
適応師の職業スキルは適応付与、自動適応、効果放射の三つになります。マスターはすでに三つとも取得済みの様ですね。さすがです。
適応師の職業スキルの効果を言います。
適応付与は自身と同じだけの適応力を物に付与することができます。ただし同時に二つ以上の物には付与できません。
自動適応は常時発動型で。自動で環境を解析し、それに適応変化する効果を持っています。マスターの魔力が上がっていたのはこの効果によるものです。
効果放射では適応した効果を外部に放出することができます。例えば熱に対して適応した後は、その分の熱を放出が可能になったりしますね。
さらに、適応師の効果によって、常に必要としたスキルを取得している状態にあります。引導者のスキルも、先ほどその効果によって取得されました。』

俺さっきから、気絶しまくってたんだけど、それは？

『マスターの体はまだ、誕生してから一週間しか経っておりません。ですので、強力なスキルを取得するのに負担が大きかったのでしょう。
今は、もう適応している為気絶はいたしませんよ。
私を取得しても気絶しなかったのはその為です。』

ますます適応師チートじゃん！
まあ、強くなるのに越したことはないけど。
そんで気になってたんだけど引導者さん人間味帯びすぎな気がするのだけど。

『当たり前でしょう。私は精霊の一種ですよ。』

精霊！？

『はい、私は、マスターの協力をする為に、神によって新たに創られた生命体なのです。
引導者のスキルを保持できるのは同時に一人のみですから神様も力を入れている様ですね。』

神様張り切っちゃってんだ！？

それで、さっきから気になってたんだが俺に誕生の儀式をした人って誰なんだ？

『それは、あなたの目の前にいるジジイです。
彼はこう見えて伝説の民の末裔ですよ。』

このジジバカっぽいのが！？
信じられん。

そう言いつつジジイのステータスを見てみる。

Lv:257 Name:エリック=セフォイドン
種族:人間性別:男
職業:伝説を伝えし者

筋力:1285
耐久力:1285
素早さ:12850
魔力:1285
適応力:1500

職業スキル:次代の導き(歴史を大きく変える者を見つける、素早さに補正10倍)

一般スキル:なし

特殊スキル:誕生の儀式

状態:健康

ジジイ強いな！？

<< 前の話目次

感想を書く場合はログインしてください。

お薦めレビューを書く場合はログインしてください。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

↑ページトップへ

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます！