1/2
1.異世界転生
二作目の投稿です。
できれば感想など頂けたらと思います!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
どんどん指摘しちゃって下さい!
どんどん直します!
1.異世界転生
俺は大学二年の天野都だった。
大学が夏休みに入って幾日かたったある日、俺は、薄暗くなった廃れた裏通りを抜けてコンビニから帰る所だった。
ここを通るたびに小学校の頃の夏祭りを思い出す。
老舗と言えるか言えないか位の年季の入った店が並んでいる。
この村も過疎化が進み、この競争社会に置いてこの村は取り残された様だった。
そんな事を考えながら、懐かしい実家への帰路を辿っていると、俺の真下に幾何学模様が突然現れ、バックライトに照らされた様に光り、俺を包んだのだ。
◇
その非現実的な一連を思い出し、今の現状を確認した。
俺には、自分が赤ん坊になっている様にしか見えない。
丸い、マシュマロをつなげたかの様な手。
そして膨らんだお腹。
何より、何を言おうとしても、、、。
「あぁゔぁぶうあーー!!」
ご覧の有様だ。
これは、明らかに転生ものだな。
そして、しばらく見慣れない天井を眺めてながら、前世の心配をしていると、一人の爺さんが現れた。
白い髭を蓄え深いシワを数えきれないほど刻んだ顔をしている、その爺さんは俺の世話をしてくれている様だ。
その爺さんが俺にしきりに話しかけてくれている様だが、あいにく言語は日本語ではない。
訳わかんない言語を聞き流しながら、俺は、夢を馳せる。
この世界では魔法は使えるのだろうか。
もしかしたら勇者として生きていく事になるかも知れない。
あまり目立つのは好きでは無いが、活躍し、人に慕われる楽しさを味わってみたい。
取り敢えず、やるべき事を整理しよう。前世の様な、なんの変哲も無い生活は、異世界に来てまでやる事では無いだろう。
最終的にやる事は一つになった。
まず、何をするにしても強くなきゃ意味が無い。
よって、当面は強くなる事が目標だ。
我ながら安直でバカっぽいけど、こればっかりは譲れない。
これぞ、男のロマンだっ!( ̄^ ̄)
◇
まず、魔法つったら魔力を意識する事から始めないとダメだよな。
目を瞑り、精神統一をしながら、体に意識を向ける。
しばらくそうしていると、何か胸の奥につっかえる熱の様な何かを感じた。
直感で、それを、俺は魔力だと確信した。
ゆっくりと、その魔力を動かそうと試みる。
だんだんと、胸の前の方に魔力が移動してきた。
それを全身に行き渡らせる。
すると全身の情報が頭に入って来た。
そこで、俺は、魔力がなんなのか大体分かった気がした。
自分の体の一部だと思えば良いのだと思う。
魔力では、いろいろな事を感じれた。
自分の体の血液全体の動きを把握すらできた。
その応用で筋肉の細かい伸縮を感じれたし、脳の電気信号すら理解できた。
これには信じられない程の可能性を感じれる。
これからも魔力について思考錯誤を繰り返そうと思う。
自分の為に、貪欲に、確実に強くなるために。
◇
あれから1日経った。
あの後、この赤ちゃんの体に負担をかけ過ぎたのか、しばらく気絶していた。
そんで起きたら、信じられない程魔力を感じやすくなっていた。
それはもう、信じられないほどに。
試しに動かしてみたら物凄い速度で全身を駆け巡っているのを感じる。
こりゃ量も増えたんじゃ無いか?
しかも、何故か魔法の使い方や詠唱文が頭に浮かぶ。
ステータスか何かによる効果だと思う。
これはまず、ステータスを確認する事が先かな。
ちなみに爺さんの言ってることもわかる様になった。
「あー愛しー愛しすぎるんじゃー」
こいつは暫く放っておこう。
◇
あれからしばらく経ってまた気絶した。
起きたらステータスを確認できる様になってました。
さっそくステータスを見てみる。
Lv:1 Name:アルサイヤ
種族:人間 性別:男
職業:適応師
筋力:5
耐久力:5
素早さ:5
魔力:370
適応力:Er
職業スキル:
適応付与 自動適応 効果放射 言語自動翻訳
ステータス 魔力操作 無属性魔法
一般スキル:なし
特殊スキル:なし
状態:
適応師の効果により、常に、必要と判断したスキルを解析し取得している。
健康。
適応師チートじゃん。
チートなのは良いけど勝手に職業決められるのか?
『はい、誕生の儀式の際に、自動的に最も適切な職業に固定されます。』
なんか喋った!?
頭の中に直接話しかけられた様な声が聞こえた。
さてさて、主人公チート化が始まりましたね〜。
しかしあのジジバカな爺さんから宿命を与えられ主人公頑張りますよ〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
次回ご期待ください!
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。