速報 > 国際 > 記事

米当局、テスラを調査 修理巡る守秘義務契約を問題視

2016/6/10 10:50
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズに対する調査を始めたと9日、複数の米メディアが報じた。顧客の修理費用の一部を負担する代わりに、守秘義務契約を結んだ行為が問題視されたとみられる。

 同社の高級セダン「モデルS」の所有者の情報交換サイトでは、サスペンション部分に問題があるとの投稿が多く、話題になっていた。1人の投稿者が、補償対象期間外のサスペンションについて不具合の修繕費用のうち、テスラが50%を負担する条件としてそのことを公表しないよう求められた、とする具体的な情報を投稿していた。

 これが事実だとするとNHTSAへの消費者からの報告を妨げることになる。NHTSAはこれを問題視して調査に乗り出したようだ。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

電子版トップ速報トップ

関連キーワード

テスラモーターズ、NHTSA

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円)
6/10 大引
16,601.36 -67.05 -0.40%
NYダウ(ドル)
6/9 終値
17,985.19 -19.86 -0.11%
ドル(円)
6/10 18:44
106.83-84 +0.48円安 +0.45%
ユーロ(円)
6/10 18:44
120.66-70 -0.37円高 -0.30%
長期金利(%)
6/10 15:21
-0.150 -0.020
NY原油(ドル)
6/9 終値
50.56 -0.67 -1.30%

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報