知的な障害がある人の自立を支援しようと、名古屋市東区で障害者がデザインしたＴシャツやバッグなどが販売されています。
これは、障害者を支援しているＮＰＯが名古屋市東区の喫茶店で行っているもので、今回は、４人の障害者がデザインしたＴシャツや布製のバッグなどが販売されています。
このうち、幾何学模様のようなデザインのＴシャツは自閉症の青山赳大さんの作品で、熊本県内の鉄道の駅名が独特の形で重ね合うように描かれており、売り上げは地震で被害を受けた南阿蘇鉄道などに寄付されるということです。
このほか、恐竜や蛙が描かれたバッグなどもあり、訪れた人たちは、個性的なデザインに見入っていました。
主催したＮＰＯ法人「花・花」の江部真弓理事長は「たくさんの人に見てもらい、障害のある人への理解を深めるとともに、熊本地震の被災者の人たちにも思いをはせてもらいたい」と話しています。