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MS「更新強制でない」 サポート増強

更新の日時が指定されたメッセージ画面

 マイクロソフトの最新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」で、同社が提供している無料更新サービスについて、日本マイクロソフトは10日、問い合わせに対応するサポートチームを増強する方針を明らかにした。一方、更新回避の方法がわかりにくいことが「勝手に更新された」との苦情につながっていることについては、「解除と(旧OSの)復元の方法を提供している」として、強制ではないとの見解を崩さなかった。

 三上智子ウィンドウズ&デバイス本部長は「(従来のOSは)サイバー攻撃の脅威が大きく、利用者に安全にパソコンを使ってもらいたい。有償のアップグレードを1年間、無償で提供するのは大きな決断だった」と、無料更新サービスの意義を強調。混乱が生じていることについては「解除方法についての説明が足りなかった」と認め、「分かりやすい情報提供の方法を検討していく」と話した。ただ、更新通知はマイクロソフトが世界共通で提供しており、日本独自の対応は難しいとして、「10」推奨の姿勢は変えない方針を改めて示した。

 サービスデリバリーチームの水沢玲マネジャーは、「『10』に関する問い合わせのうち、更新通知に関するものが最も多く、特に日本で増えている」とした上で、▽現在、通常時の2倍に増やしているサポートチームを6月下旬までにさらに倍増する▽操作法などを解説した「ウィンドウズアップグレードガイド」を公開する−−など、サポートを充実させていくと説明した。苦情の件数などは公表しなかった。【岡礼子/デジタル報道センター】

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