iPhoneの「Safari」アプリでは、スマホで閲覧しやすいように最適化して表示されたウェブページをデスクトップ版の表示に切り替えることが可能です。
iPhoneでウェブページを表示した場合にスマホ用のサイト表示が適用されてしまう場合でも、パソコンと同じサイト表示に切り替えて閲覧できるので便利。ただし、iOS 8移行のOSがインストールされたiPhoneであることが必要で、一部サイト側の仕様で表示切り替えができないページもあります。今回はiOS 9搭載のiPhoneでの操作方法を紹介しましょう。
デスクトップ用サイトを表示する
「Safari」でデスクトップ版の表示に切り替える方法は2つあります。ひとつは、サイトを表示した状態で、URL欄の右にある「更新」アイコンをロングタップする方法です。ロングタップすると「デスクトップ用サイトを表示」という項目が表示されます。タップすると、デスクトップ版の表示に切り替わります。▲「Safari」でウェブページを表示し、「更新」アイコンをロングタップします。続いて、「デスクトップ用サイトを表示」をタップ(写真=左)。デスクトップ版のサイトが表示されます(写真=右)。
アクションアイコンからの表示切り替えにも対応
サイトを表示した状態で画面下部の「アクション」アイコンをタップすると、各種メニューが表示されます。「デスクトップ用サイトを表示」すれば、先ほどと同じようにデスクトップ版のサイト表示に切り替えることが可能です。▲「Safari」でウェブページを表示し、画面下部の「アクション」アイコンをタップ(写真=左)。「デスクトップ用サイトを表示」をタップします(写真=右)。
長文ページを読むには「リーダー表示」が便利
「Safari」には、ウェブページ上に配置された広告やボタン、ナビゲーションバーなどを非表示にして、テキストと写真のみですっきりと表示する「リーダー表示」という機能があります。本文中の装飾を排除するので、長文のColumnやインタビュー記事など、文章を読むことに集中したいときに活用するのがおすすめです。リーダー表示が使えるページでは、ページの読込中、URL欄に「リーダー表示を使用できます」と表示されます。その場合はURL欄の左にある罫線のアイコンをタップすれば、表示が切り替わります。元の表示に戻すには、再度アイコンをタップしましょう。
▲URL欄左の罫線のアイコンをタップします(写真=左)。リーダー表示に切り替わると、テキストと画像のみのしインプルな構成で表示されます(写真=右)。
▲URL欄右のアイコンをタップすると、文字の大きさや背景色、書体を変更可能(写真=左)。背景色を黒にすると、暗い場所でも読みやすくなります(写真=右)。