大西宇宙飛行士 打ち上げ延期で一時帰国
国際宇宙ステーションへの出発が来月7日に2週間延期された日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが日本で訓練を行うため一時帰国し、記者団の取材に「宇宙での滞在期間が短くなるが、短い時間でもさまざまな任務をこなせるようしっかりと準備を進めたい」と改めて意気込みを語りました。
元全日空のパイロットで日本人11人目になる宇宙飛行士の大西卓哉さんはロシアの宇宙船「ソユーズ」で今月24日に国際宇宙ステーションに向かう予定でしたが、「ソユーズ」に追加の検査が必要になったことから打ち上げは来月7日におよそ2週間、延期されました。
これを受けて、大西さんは国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の訓練施設がある茨城県の筑波宇宙センターで訓練を行うため一時帰国し、10日、東京で記者団の取材に応じました。
この中で、大西さんは「およそ4か月間の滞在期間がさらに短くなると予想され、短い時間でもさまざまな実験を効率よく行えるようしっかりと準備を進めたい」と述べました。
また、「1月に日本で訓練を行った際はまだ自分が実際に行う任務が決まっていなかったが、今回は具体的な任務が分かっている状態で訓練できることになり、非常にありがたい」と述べました。
大西さんは10日間ほど日本に滞在したあとロシアに戻り、打ち上げに向けた最終的な準備に入るということです。
これを受けて、大西さんは国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の訓練施設がある茨城県の筑波宇宙センターで訓練を行うため一時帰国し、10日、東京で記者団の取材に応じました。
この中で、大西さんは「およそ4か月間の滞在期間がさらに短くなると予想され、短い時間でもさまざまな実験を効率よく行えるようしっかりと準備を進めたい」と述べました。
また、「1月に日本で訓練を行った際はまだ自分が実際に行う任務が決まっていなかったが、今回は具体的な任務が分かっている状態で訓練できることになり、非常にありがたい」と述べました。
大西さんは10日間ほど日本に滞在したあとロシアに戻り、打ち上げに向けた最終的な準備に入るということです。