日本と東ティモール “中国海洋進出 法に基づく解決を”
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東ティモールを訪問している中谷防衛大臣は、クリストバウン国防相と会談し、中国が南シナ海や東シナ海で海洋進出を強めていることを念頭に、国際法に基づき平和的に紛争を解決していくことが重要だという認識で一致しました。
中谷防衛大臣は、日本の閣僚として14年ぶりに東ティモールを訪問していて、10日、クリストバウン国防相と会談しました。
両大臣は、中国海軍の艦艇が沖縄県の尖閣諸島周辺の接続水域に初めて入るなど中国が南シナ海や東シナ海で海洋進出を強めていることを念頭に、最近の状況を深刻に懸念し、国際法に基づき平和的に紛争を解決していくことが重要だという認識で一致しました。
また、ことし、海上自衛隊の艦艇を東ティモールに寄港させることを検討するほか、自衛隊による軍隊の能力向上に向けた支援を行い、両国間の防衛協力を強化していくことを確認しました。
会談のあと中谷大臣は「南シナ海での大規模で急速な埋め立てのような緊張を高める一方的な行動は、国際社会の共通の懸念であるというのは一致した見方だ。開かれた自由な海を守るために多くの国々と連携して国際社会の声として中国に伝えていく必要がある」と述べました。
両大臣は、中国海軍の艦艇が沖縄県の尖閣諸島周辺の接続水域に初めて入るなど中国が南シナ海や東シナ海で海洋進出を強めていることを念頭に、最近の状況を深刻に懸念し、国際法に基づき平和的に紛争を解決していくことが重要だという認識で一致しました。
また、ことし、海上自衛隊の艦艇を東ティモールに寄港させることを検討するほか、自衛隊による軍隊の能力向上に向けた支援を行い、両国間の防衛協力を強化していくことを確認しました。
会談のあと中谷大臣は「南シナ海での大規模で急速な埋め立てのような緊張を高める一方的な行動は、国際社会の共通の懸念であるというのは一致した見方だ。開かれた自由な海を守るために多くの国々と連携して国際社会の声として中国に伝えていく必要がある」と述べました。