子育て夫婦は互いにキャパオーバー
(翌日公園のベンチで昼御飯を食べながら)
いいのよ。私は洗濯おばちゃん。洗濯やクリーニングの話になるとついつい口を出してしまうの。ごめんなさいね。
で、あなたとしてはクリーニングの受け取りくらい奥さんにやってほしいわけね。
夫婦ともにキャパシティーオーバーって感じなのね。おつかれさま。でも、たぶん奥さんも同じように感じていると思うわ。
ま、それはともかくとして、まずあなたの方に間違った認識があるみたいだから、それを先に言っておくわね。
想像してみて。奥さんが晩ごろ、子供を連れてスーパーに買い物にいくわよね。奥さんは冷蔵庫に何が残っているか、晩御飯には何をつくるかとか考えて、買い物するわけだけど、子供はお構い無し。そこらへんを走り回るだけならともかく、誰かにぶつかったりしたり棚の商品を落としたり。子供を制御しながら買い物を済ませる、これだけでもクタクタよ。
で、牛乳なんか重たい物なんかが入った買い物袋を自転車にのせる。次に暴れる息子をなんとかチャイルドシートにのせた。そのときにクリーニングを受け取らなきゃいけないって思い出したときのガックリ感。
息子と荷物をまた下ろして、クリーニング店で衣類を受けとらなきゃいけない。それも衣類がすぐに出てくればいいわ。クリーニング店に先客がいたら、下手したら10分も待たされたりすることもあるのよ。
で、衣類を受け取ったはいいけれど、衣類ってとってもかさばるのね。どこに入れる?前かごは買い物袋、後ろには子供。仕方なしにハンドルに引っかけたり、買い物袋の上にのせたり。そんな不安定な状態で自宅まで自転車をこいで帰るのよ。神経を使うわ。帰宅したらクタクタ。
そこから晩御飯を作らないといけないわけ。こんな風に晩ごはん時って、かなりハードなの。
衣類を宅急便で送って、クリーニングしてもらうってことね。もちろん戻りも宅急便で送られてくるわ。
衣類を持ち運ぶ手間が省けるってのがメリットとしてよくPRされるけど、その裏側には一度にたくさんのことをやらずに済むから、心に余裕が持てるようになるのが本当のメリットなの。
そうね。もしくはこのサイトでも宅配クリーニングのランキング特集をしているから、それを見てみるといいわ。
でも普段使いだとさっき例で挙げたリネットさんでいいと思うわね。現時点では全体的なバランスが一番良いと思うから。別に特別なサービスは期待していないんでしょ?
じゃあ、ぜひおうちに帰ったら奥さんをねぎらってあげてね。「じっくり考えてみたら、自分が思っていたよりもクリーニングの受け取りが負担になっていたことがわかった」って言うだけでも、奥さんとしては嬉しいはずよ。
で、あなたたち夫婦の負担を減らすためにも、ぜひ宅配クリーニングを試してみてね。
いかがでしたか?子育て夫婦はどうしてもキャパシティーオーバーしてしまいやすくなります。そして、夫婦で分業していると余計に相手のことが見えなくなってしまい、お互いに理解してくれないと感じがち。その行き着く先は大抵お互いの人格批判です。
でも、本当は一度にたくさんのタスクが重なってしまうことによるキャパシティオーバーが原因かもしれません。人それぞれでキャパシティオーバーをもたらすもの(トリガー)は違っていると思いますが、そういうものに対しては意外と対応するサービスも提供されているものです。
ただ、当事者はなかなかそういう解決策に気がつきません。だから、もしあなたが家事の主担当ではない側で、主担当がテンパっているようだったら、まず日頃の家事努力を認めてあげた上で、余裕をもたらしてくれるサービスの利用を提案してみてあげてください。
解決不能と思っていたことも、意外とシンプルな解決策でうまくいくようになることもありますので、ぜひ試してみてくださいね。
References
| 1. | ↑ | 2016/03/20時点 |