2016-06-10

メガネを外して、外へでた。

いつもの景色がいつもの景色に見えない。すべてが滲んでいる。こんなに曖昧景色存在してよいのか不安になる。けれども矯正されているのは普段景色であって、今見えている景色が本当の景色であるはずだ。

だいたいは分かる。そしてだいたいは分からない。枕のようなものが道端に置いてある。それはねこだった。

すこし歩くうちに、許されたような気持ちになってきた。本当はこのくらい見えてなくてよい。無理をして見る必要はない。

人の機能として、近視という状態があるのかも知れない。周りが気になってしま自分かばうための機能として。

見える範囲はひとそれぞれ。

僕はこのくらいで充分だ。

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