またトラブルの種がやってきた。
ブスな子は、なんで結婚できるんだろう…。
昨日、ツタヤに行きたくて、ショッピングモールを歩いていたら、そんな疑問が、物陰から突然ダイヴしてきた。
女の子は可愛いほうが強い。それは普遍的な事実だよね。だったら、ブスな子の結婚は、おそろしく難易度が高いはずなんだ。でも現実はちがう。
さっきすれ違った男女も、女の子は美人じゃなかった。だけど、ちゃんと結婚してる。
結婚がひとつのゴールだとしたら、ブスの子の決定力は美人のそれと同等か、あるいは凌駕しているんじゃないかな。
さながら、老練なストライカーのように、ディフェンスをかいくぐり、ゴールネットを揺らしてる。それは、強烈なボレーなんかじゃなく、吸いつくような柔らかいタッチから、美人の頭上を抜く、芸術的なループシュートなんだ。
僕が思うところ、結婚には、プロとアマチュアのような、意識の違いがある。可愛い子のサッカーは、所詮、玉遊びだったってことなんだ。