東京五輪の暑さ対策 気温など気象データ収集へ

東京五輪の暑さ対策 気温など気象データ収集へ
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政府の東京オリンピック・パラリンピック推進本部は、2020年の東京大会で課題となっている暑さ対策の具体案を検討するため、開催期間と同じ時期にあたる来月から、競技会場で気温や湿度を測定するなど気象データの収集を始めることになりました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、7月24日から9月6日かけて開催される計画ですが、高温多湿の時期に多くの競技が行われることから暑さ対策が課題となっています。
このため、政府の東京オリンピック・パラリンピック推進本部は、具体的な暑さ対策を検討するため、大会の開催期間と同じ時期にあたる来月から9月にかけて、競技会場やその周辺で気温や湿度を測定するなど、気象データの収集を始めることになりました。
推進本部では気象庁や組織委員会などと協力し、観測地点や方法を決めたうえで測定を始め、得られたデータに基づいて、選手や観客の体調管理に配慮して競技時間を設定できないかなど、暑さ対策の具体案を検討することにしています。