往年のSFギャグアニメ「タイムボカン」の新シリーズ「タイムボカン24(トゥエンティーフォー)」が、10月から読売テレビ・日本テレビ系でスタートすることが発表されました。タツノコプロとレベルファイブのタッグによりキャラクターもメカも一新。果たしてどんな内容になるのでしょうか。
ドタバタ、ナンセンスギャグをふんだんに盛り込みつつ、しっかりしたメカニックやSF要素を噛ませてくるタイムボカンシリーズは、初代「タイムボカン」(1975年)を筆頭に「ヤッターマン」「ゼンダマン」などアニメ史に刻まれる名作を生み出しました。
タツノコプロ55周年記念作品となる最新作は、初代「タイムボカン」のリニューアルというべき作風。24世紀の組織・時空管理局(JKK)の隊員に任命されてしまった中学生の主人公・トキオが、ボカンメカを駆使しながら先輩隊員のカレンとともに、教科書に載っているのよりもむちゃくちゃおもしろい真実の歴史=真歴史を求めて旅をするというストーリー。
トキオたちの前に立ちはだかる、タイムボカンシリーズおなじみの三悪も登場。往年の王道感に期待が膨らみます。
企画協力・キャラクターメカ原案にはレベルファイブが参画。同社の日野晃博さんがクリエイティブプロデューサーとなり、シリーズ構成は「妖怪ウォッチ」「アイカツ!」の加藤陽一さん、監督は「ジュエルペットサンシャイン」の稲垣隆行さん、メカニックデザインは大河原邦男さんが担当。大河原さんは旧シリーズのメカデザインをほぼ手掛けていますが、唯一、初代「タイムボカン」には関わっておらず、初代作のオマージュといえる同作での仕事に注目が集まります。
(ADAKEN)
Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.