病院の訪問規制や医師多忙に伴う面会時間の縮減など、MR活動を取り巻く環境は厳しさを増している。加えて、メーカー公取協による飲食規制の見直し(2012年4月実施)や、製薬協が発表した透明性ガイドラインの運用(2012年実績で13年スタート)は今後のMR活動を大きく変える原動力になろう。
今後上市される新薬の多くは、これまで治療薬の無かったアンメット領域にシフトするため、MRはより専門性を求められ、症例ベースでの医師との話し込みが必要となる。さらに、医師や薬剤師の顧客ニーズを抽出するための調査データの活用術や分析手法などのスキルが求められよう。
こうした時代に生き残るMRとして我々は何を学び、何を役立てるべきか。パネルディスカッションを通じて考えてみたい。
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