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【日曜討論 西田まこと氏 2016年6月5日】
https://www.youtube.com/watch?v=3mUJKJxHDXU
上の録画、23分00秒以降が例の発言です。
彼は、その直前に、共産党の市田氏から、次の趣旨の質問を受けました。
「・・・国民のふところが冷え込んでいて、実感がわかない。勤労者の実質賃金は5年連続でマイナスだが・・・」
これに対して、西田氏は、増加する(一部の)経済指標と実感とのずれを認め、そのギャップを埋めるために必要なこととして、次のように発言しました。
「4月の家計調査をみても分かりますけれども、年収800万円以下の、所得の少ない人の消費は、確かに前年比で減っている、(そこで)中低所得者の所得を底上げしていく」
ここで、彼は、年収800万円以下の人は所得が低いんだよ、という意味では言っていないように思います。
高額療養費制度では、年収800万円(正確には770万円)以上の人を「上位所得者」として、一般の人と区別しています。新聞などでは、これより所得の少ない層のことを、まとめて「中低所得者」と呼ぶことがあります。
経済を活性化するには、人口の大部分を占める「中低所得者」の消費を増やすことが、対策の一つと言えそうです。当然ですが、上位所得者の所得UPは、人数が少ないし、消費しても国内とは限らないので、あまり効果がないでしょう。
「800万円以下の所得の少ない人」とは、「ふところの冷え込んでいるこの層の所得を上げれば、全体の消費が増え、経済が活性化するだろう」と市田氏に回答するため、線引きで使った言葉だと思います。
ですから、これをもって、彼の金銭感覚がおかしい、と言うことは難しいように思います。
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