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【ゴルフ】

有村智恵、日本ツアー戦線に復帰 サントリーレディスきょう開幕

2016年6月9日 紙面から

プロアマでティーショットを放つ有村智恵=六甲国際GCで(神代雅夫撮影)

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 女子ゴルフのサントリーレディスオープン(賞金総額1億円、優勝1800万円)が、神戸市の六甲国際GC(6511ヤード・パー72)で9日に開幕する。この大会では、有村智恵(28)=日本ヒューレット・パッカード=が日本ツアー戦線に復帰する。

 2012年日本女子プロ選手権で国内メジャー初制覇(通算13勝目)を達成して、翌13年から主戦場を米ツアーに移していた有村。

 初年度こそランク61位でシード権を確保したが、14年以降はスランプに陥り、今季はLPGA下部のシメトラツアーで戦ってきた。が、復調の兆しを感じてきた4月、帰国中に熊本地震に遭った。

 「前震は嘉島町の自宅で、本震時は城南町の知人宅にいました。迷いながらシメトラに戻ったんですが、やっぱり向こうで集中してベストを尽くせる状態じゃなかった。帰国することを決めました」という。しかし、国内メジャー戦優勝で得た3年シードも昨年で期限切れ。当面は、日本ツアーでも主催者推薦を頼っての出場しか見込めない身だ。

 「アメリカを出る前に(宮里)藍先輩に会って『智恵が智恵らしくいられる場所でやるのが一番だと思うよ』と言ってもらった。私の中での答えは日本だった。ゴルフの状態はだいぶ良くなってるし、トップ3に入れば(ツアー規定で)また次の試合の出場権も得られる。そういう目標でやって、優勝できれば最高だと思ってます」と有村。“再出発”を派手に飾りたい。 (月橋文美)

 

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