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【プロ野球】

ヤクルト10点大勝 連敗6でストップ

2016年6月9日 紙面から

楽天−ヤクルト 7回表1死一、三塁、山田が左越えに19号3ランを放つ。捕手足立=コボスタ宮城で

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◇ヤクルト10−3楽天

 ヤクルトが連敗を6で止めた。2−2の3回に雄平の2点適時打で勝ち越し、6回も雄平の適時打などで3点を追加。7回は山田の19号3ランで突き放した。村中が5回途中から好救援して2勝目を挙げた。楽天は9四球を与えて自滅。

 ヤクルトがやっと、トンネルを抜けた。交流戦は初戦に勝利した後6連敗。山田がトップ独走の19号3ランでダメを押すなど15安打、5月18日以来の2桁得点で、6月に入って初の白星をあげた。真中監督は「追加点のほしいところで、山田の一発は効果的だった。坂口はチームにしっかりとけ込んでくれている」と、久々に笑顔だ。

 山田は本塁打だけでなく、打率3割3分5厘は坂本(巨人)に次ぐ2位。48打点もバレンティン、ゴメス(阪神)を抜いて、今季初めてリーグトップに立った。

 「3番という大事な所を任されてる。うちは1、2番の出塁率が高いので、そこで自分が結果を出さないとチームは勝てない。打点にはこだわっていきたい」と、チームを引っ張っていく覚悟を語った。

 三冠王すらも十分射程圏内だが「(タイトルは)全く意識してない。調子は波があるもの。これから下がってくることもあると思うので、ルーティンのティー打撃などで毎日修正していきたい」という謙虚さで、着実に進化を続けている。

  (竹村和佳子)

 

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