日産「ノート」部品に不具合 23万台リコール

日産「ノート」部品に不具合 23万台リコール
日産自動車は、乗用車の「ノート」で、エンジンを車体に固定する部品に不具合が見つかったとして、およそ23万台のリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象となったのは日産の「ノート」およそ22万9000台で、製造期間は平成24年7月から去年11月までです。
国土交通省によりますと、一部の車でエンジンを車体に固定する部品のねじ穴に製造ミスが見つかり、最悪の場合ボルトが緩んでエンジンが傾き、車が動かなくなるおそれがあるということです。日産にはこれまでに「車が動かなくなった」という報告が5件ありましたが、けが人はいないということです。
日産は全国の販売店で10日から対象の車の点検を行い、無料で部品を交換することにしています。