東邦ガス環境写真展
2016年6月15日〜21日
ラシック
社会1歳児の加湿器に消毒液 名鉄病院、水と間違え名古屋市西区の名鉄病院で5月下旬、肺炎で入院した愛知県内の男児(1つ)が治療のため入った酸素テントの加湿器に、看護師が水と間違えて消毒液を入れていたことが分かった。男児の健康に異常はないが、病院はミスを認め、男児の家族に謝罪した。 病院によると、男児は5月24日に入院。やや重い症状で、治療のためにベッドを覆う酸素テントに入った。加湿器に精製水を入れるはずが、同じ場所に置いてあった消毒液40ミリリットルを入れた。精製水と消毒液は似た白色の500ミリリットルのボトル入りで、看護師が確認を徹底せず間違えた。その後の注水も怠り、治療が終わった27日にミスに気付いた。消毒液は薄めて手洗いなどに使うもの。 病院は同日、男児の家族に説明し謝罪。その後に再現実験を行い、細井延行院長らが6月3日にあらためて謝罪した。実験で、加湿器から消毒液が出たのは3時間程度だったとみられ、健康への影響を消毒液メーカーに確認している。男児は2日に退院したが、今後も消毒液の影響の有無を経過観察する必要があり、通院で確認を続ける。 病院の金子俊彦事務部長は「今後も状況を見ながら男児の家族と話し合っていきたい」と説明した。 男児の父親は取材に「病院から完全なミスと説明を受けた。幸い子どもに異常はないが、一歩間違えれば大変な事態になった可能性もある。きちんと対応してほしい」と話した。 (中日新聞) PR情報
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