海老蔵　妻・麻央の乳がん公表「迷った」発覚時「途方に暮れた」

麻央夫人の病状について会見する市川海老蔵 Photo By スポニチ

　歌舞伎俳優の市川海老蔵（３８）が９日、東京都内のホテルで会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央（３３）が乳がんを患っていることを明らかにした。

　この日、一部スポーツ紙で麻央が進行性がんと報じられたことを受け「できる限り子供たちの生活を日常化するために」会見を開いた。

　夫婦で人間ドックを受診し、１年８カ月前に発覚。病気の公表については「迷った」といい、この間、入院していた麻央の不在に「いないと寂しい。いつも『いってらっしゃい』と言ってくれていたので、この１年８カ月は違った。麻央の存在の大きさをひどく痛感した」と心境を語った。

　病気が分かった際については「忘れもしないね。途方に暮れた」と振り返った。

　海老蔵は今年５月２日のブログで、麻央の体調不良を明かしていた。長男の勸玄くん（３）とともに出演した同日放送のフジテレビ「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」（月曜後１０・００）の放送終了後に「今、マオと話してまして、本当うれしいねと。麗禾も勸玄も元気でうれしいねと。実は今、マオが少し体調悪いんです。私にとって、勸玄も麗禾も大切ですが、一番まおが大切です。例えるならＳＭＡＰさんのライオンハートです。今後とも温かく見守ってください」とつづっていた。

　麻央は上智大在学中に日本テレビ「恋のから騒ぎ」に出演。２００３年にはフジテレビ「めざましどようび」お天気キャスター、０６年から日本テレビ「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」のキャスターを担当。１０年３月に海老蔵と結婚。翌１１年７月に長女・麗禾（れいか）ちゃん、１３年３月に長男・勸玄（かんげん）くんを出産した。